4分間の筋トレから学んだ経営者のマインドは「プロ意識」と「先行投資」
11月も終わりに差し掛かってきて、いよいよ年末も間近です。
明日11月29日(金)は『いいニクの日』でもありますが、
”金曜の二クの日”ということで『キン肉マンの日』だそうですね。(笑)
数年前からずっと筋トレをしようと思ってはいるものの、「明日から。」と先延ばしにし続けてきましたが、
つい先日、私の職場の社長が自称『社長メソッド』という名のオリジナル筋トレを披露してくれると言うので、数年ぶりに筋肉をいためつけてきました。
社長メソッドを受ける中で、経営者としてのこだわりを垣間見てることが出来ました。
大切な経営者マインドに気づいたので、自分とのギャップを検証しながら、仕事をする上で大切なポイントをまとめていきます。
筋トレで感じた経営者とのギャップ
以前に、「なぜ経営者は筋トレをするのか?」というブログを書いたのですが、わが社の社長も例外なく筋トレにはまっています。
ms-diamonds-sea.hatenablog.com
社長がハマっているのは、立命館大学の教授が考案した「タバタトレーニング」だそうで、トータル4分間で行うかなりハードな”超有酸素運動”です。
タバタトレーニングでは、20秒の運動と10秒の休息を1セットとして、8セットで疲労困憊に至る間欠運動を行います。8セット=4分間と聞くと、「そんな短時間で効果があるの?」と感じるかもしれません。しかし、田畑教授の研究の結果、4分間の間欠運動によって、大多数の人が「有酸素性エネルギー」も「無酸素性エネルギー」も、同時にかつ、最大に刺激されるということが証明されています。 タバタトレーニングは、短時間で2つのエネルギー供給機構を同時に鍛えることができる、超効率的トレーニングプログラムなのです!!
これを数年かけて体得したと豪語する社長が、社員の基礎体力向上に役立てようと、アレンジを加えた※「社長メソッド」を披露してくれることになりました。
(※下のフロアに配慮したドスドスいわない運動のみ。笑)
小柄ながらにバッキバキに鍛えられた鋼のボディーが、このトレーニングの効力を物語っているようです。
ヘルスケア系の業種のため、比較的健康志向な同僚が多いように思うのですが、やはり社長が群を抜いてこだわりを見せています。
というわけで、終業後の時間を使って希望者を募り、社長メソッドが開催されたのですが、「たったの4分間なら楽勝」と生半可な気持ちで参加した私は、心身ともに格の違いを見せつけられたのでした。
①なにごとにもプロ意識
社長メソッド(正式にはタバタトレーニング)をやった感想は、短い時間のなかでものすごい負荷をかけるので、とにかくきっっつい!!
普段運動をしない私は開始1分ほどでさっそく限界を迎えたのですが、重要なことは「限界まで追い込む」ことと「全力を出し尽くす」ことだそうです。(こわい)
中途半端にやっていると、
「そんなことで一流のアスリートになれると思っているのかー!」
と檄が飛ぶのですが、
(待って…!アスリートは目指してない…)
とは言えず、残る力を振り絞って残りの3分をやり抜きました。
4分間を終えたあとは、脚がガクガクして、床に倒れ込むという悲劇的な状態に。(笑)
(注:参加は強制ではなく任意です。)
そもそもこんなハードなトレーニングをチョイスするあたりが、社長のストイックさが発揮されている気がしてなりませんが、やるからには”プロ意識で取り組む”という姿勢が、経営者だなぁと感心してしまいました。
②先行投資を惜しまない
社長を分析すると、究極の「凝り性」と感じることがあります。
なにかをはじめるとなると、機材からウェアから、すべて一流のものを買いそろえてスタートをきります。
周りからは「また変なもの買って~」と小言をいわれていますが、「設備が整っていないからできないという言い訳ができないように、できる準備は全部する。あとは俺次第。」という名言を残していました。
仕事においても、設備投資や事前準備を惜しまず、社員の力が存分に発揮できるような職場づくりをしてくれていますし、「万が一、無駄になっても教訓にすればいい」という考え方が、大胆かつ前向きですがすがしいです。
先行投資を惜しまず、その後かならず回収しようとするマインドや意思の強さは見習っていきたいです。
おわりに
ひょんなことから、経営者の価値観や行動パターンを垣間見て、経営者のマインドを学ぶことが出来たように思います。
仕事はもちろんなににおいても突き詰めようとする姿勢や、準備を怠らないことなど、ひとつひとつの行動が、経営に結びついているように感じられます。
筋トレも自分のからだの経営に似ているのかも知れません。
私もできることから体造りをはじめて、仕事の姿勢にも活かして行こうと思った経験でした。