映画『キングダム 2 遙かなる大地へ』に想う、強く生きる女性の姿
話題の映画『キングダム2 遙かなる大地へ』、遅ればせながら観てきました!
みなさんはご覧になりましたか?
大人気の『キングダム』、映画の一作目も観ていたので、今回も映画館に足を運ぶことにしました。
壮大な映画はやっぱり映画館で観ると迫力もあり圧巻ですね!
『キングダム』のおさらい
『キングダム』は、2006年より週刊ヤングジャンプにて連載中の古代中華戦国大河ロマン漫画。作者は原泰久先生です。
春秋戦国時代に中華統一を目指す秦の国の王と元奴隷から天下の大将軍になるという夢をもつ男の子、信(しん)が主人公の物語となっています。
現在、66巻まで発売中で、累計9000万部を突破、その人気は止まる所を知らず、
最近では「好きな漫画は?」の定番回答となっている気がします。
作者の原泰久先生の会社員時代の経験が作品に影響しているらしく、社会に揉まれ、リーダーシップに苦悩する働く人々に刺さっているのかもしれませんね。
映画『キングダム2 遙かなる大地へ』のみどころ
まず、今回の映画は実写版2作目となるわけですが、1作目同様、脚本に原作者の原泰久先生がかかわっているので、原作が好きな人でも安心して見ることができます。
また、キャストの再現率が高いのも見どころポイントです。
時代も違い、国も違い、登場人物は基本的に顔が濃く、日本人で実写化するのは難しかったと思うのです。
大人気漫画の実写化ですし、賛否両論は避けられません。
でも、ネット上の漫画と実写の比較画像なんかを見ても、なかなかに再現できているのでは?と思います。
そしてもちろん物語もとってもおもしろいです!
2019年に公開された実写映画1作目『キングダム』では、王座を狙う兄弟での内乱の話で、戦闘シーンもかっこよく、展開が気になる場面が多くありました。
そして2作目『キングダム2 遙かなる大地へ』では、主人公の信(しん)がいよいよ戦に行きます。
1作目以上に戦闘シーンが多く、戦の生々しさや緊張感につつまれ、スクリーンに釘付けでした。
1作目では、とにかく強くなることを目指していた主人公の信ですが、
2作目では将軍としてのリーダーシップやその素質が表現されています。
戦の場での現実を経験し、大将軍の偉大さを目の当たりにした信は、ただ力の強さだけではない、多くの人を率いる大将軍への大きな一歩となる成長を遂げるのです。
そして、謎の強すぎる女性、羌瘣(きょうかい)ですよ!
今回、新たに登場した羌瘣のストーリーもみどころです!
個の強さと仲間の存在
1作目の映画『キングダム』で特に私が惹かれたのは特に楊端和(ようたんわ)の姿でした。
綺麗で強くてリーダーシップもあって、そしてなにより長澤まさみさんが美しすぎます!(笑)
そして、2作目である今回の私のイチオシは羌瘣(きょうかい)です!
過酷な生い立ちや苦しい経験を経て、圧倒的な強さと信念を持ち、目的のために男性だらけの中に単身乗り込んでいく姿がまずかっこいいのです。
強く生きる女性にはやっぱり憧れます。
さらに、最初は人と馴れ合うことを拒否していた羌瘣が、主人公の信をはじめ、仲間という存在に触れ、助け合いながら共に戦を乗り越えていく姿は涙ものです。
確かに自分が強いことは大事だし、力をつけることも必要です。
でもその上で、仲間がいれば、守りたいものがあれば、人はもっと強くなれるのかもしれません。
仲間に触れ、人の優しさに触れ、倒れそうなときにさらに立ち上がる羌瘣(きょうかい)の姿にそんなことを思ってしまいました。
女性だからどう、男性だからどう、というつもりはありません。
今でこそジェンダー平等なんて当たり前の価値観に近づいているかもしれませんが、それでもやっぱり男性と女性に差があるのは事実です。
やっぱり私は女性であり、女性だから、ということで苦労した経験もあります。
そのためか、どうやら強い女性、女性リーダーには憧れる傾向にあるみたいです。
思いもよらず、より自分の仕事を、あえて言いますが”女性”リーダーとしての自分の姿を振り返る機会になりました。
まだまだ続くキングダム
今回は映画『キングダム2 遙かなる大地へ』の感想でしたが、
なんとこれ、まだ7巻までの話なんですってね!
現時点で66巻出ている中の、映画1・2合わせてまだたった7巻分です!
そして映画の終わりには第3弾の予告がありました。
・・・この映画は果てしなく続くのか?(笑)
これを機に私もキングダム漫画デビューしてみようかなと思います。
また、キングダムを題材にしたビジネス書も多数発行されています。
スラムダンクとかONE PIECEとかもそうですが、漫画に学ぶことは多いですよね。
仕事に邁進する働き盛りの女性として、このあたりもチェックしてみたいと思います!(笑)
〜おまけ〜
漫画を読んでいなくて映画だけをこれから観に行くあなたへ
この映画、登場人物がたくさんいます。
耳馴染みのない名前も多く、俳優さんの顔もメイクであまりわからないこともしばしばあります。
誰が誰だかわからなくなってしまうかもしれません。
漫画を読んでいなくても、物語は十分楽しめますが、登場人物を予習していくとより楽しめるかも?なんて思います。
余裕があれば事前に少し準備をすることをおすすめします。(笑)