ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースに助けられた管理職スランプ
少し前、私はなかなか部下の成長の力になれず悩んでいました。
いろんなことがうまくいかず、悪循環になっていたような気がします。
そんなとき、私の人生が好転したきっかけであるASKアカデミーのベーシックコース受講時のことを振り返ってみました。
すると、自分の何がうまくいっていなかったのかに気づくことができ、ある種のスランプから突破することができました。
この記事では、そんな私の経験を書いていきたいと思います。
同じような悩みがある人の参考になりましたら幸いです。
- なんだかうまくいかず、もやもやする日々
- ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースを振り返ってみた
- ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースで学んだ成功の原理原則を実践
- ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースでの学びをこれからも
なんだかうまくいかず、もやもやする日々
初めて管理職になった当初、新しいチャレンジに成長を感じることも多く、とても充実した気持ちで過ごしていました。
ところが、いつからか自分の思うようにいかないことが増えてきました。
その一つが、部下の成長です。
もちろん、自分の思い通りに動かそうなんて思ってはいないつもりですが、それでもやっぱりもっとがんばってくれたら、とか、どうして私の思いは伝わらないんだろう、とか、もやもやすることが増えてきました。
自分がやり方を変えたつもりもないし、管理職になった当初はうまくいっていたような気がするのにと、スランプのような状況に陥っていました。
そんなとき、ふと思い出したのです。
以前はこうしてブログを書きながら、自分自身の考えをアウトプットしていたし、それによって自分自身のことを振り返っていました。
そして何より、ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースでの学びを振り返っていました。
私の場合、立ち返るのはやっぱりASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースの研修に参加したときのことなのです。
その習慣を忘れてしまっていたことに気づきました。
ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースを振り返ってみた
今回、私はASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースを受講したときのノートを取り出して思い返してみました。
この時、一番心に残ったこととして自分がメモしていたことは、時代や仕事やライフステージが変わっても、向かう先の答えは常に自分の中にあり、自分の進みたい方向に舵を切ることができるのは自分だけだと気づいたことでした。
ベーシックコース受講時のことについてはこちらの記事にも書いているのでご覧ください。
ms-diamonds-sea.hatenablog.com
そのうえで、部下・後輩とのかかわりという観点で、ここ最近の自分自身のことを考えてみました。
自分ではまったくそんなつもりはなかったのですが、自分本位になっていることに気づいたのです。
こうするとうまくいく、あーしたほうがいいこうしたほうがいいと、自分の経験をある意味押し付けてしまっていたように思います。
もちろん、経験をシェアすることが悪いことだとは思いませんが、その行動のもとにどんな思いや考えがあるかが大事なんだと思います。
考えてみると、部下や後輩が求めていること・望んでいること・困っていることよりも、自分がこうなって欲しい、こうあって欲しいという思いが先行していました。
「求めているものを明確に具体的に肯定的に決める」
ASKアカデミーで学んだ成功の原理原則のひとつです。
私はこの成功の原理原則を知ったことが人生の転機となりました。
部下の求めているものはなんだろうか、目的目標はどんなだろうか。
仕事をうまく進める方法や視点ばかり伝えていて、部下が求めることを聞こうともしていなかったのです。
ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースで学んだ成功の原理原則を実践
それから、何かアドバイスをするときには、求めているものを聞く、特になければそれを明確にする力になれたら、という思いで相手自身のことを聞くようにしました。
その中で、時には自分の話もするし、求めているもの、目的や目標の大切さを伝えもします。
また、少し角度は違いますが、若い子の間で流行っていることなどの勉強もするようになりました。
ミーハーなわけでも、若作りをしたいわけでもありません。相手を理解するためです。
世代が違えば、生きてきた背景も違うので、自ずと価値観も変わってきます。
生きてきた時代が違う人と少しでも寄り添えるように、理解できるように努力するのです。
そうして、相手との対話を増やし、理解し、その人はなぜこの仕事をしているのか、この仕事にはどのような思いがあるのか、これからどうしていきたいのかなどを踏まえた上で、仕事上のアドバイスをするようにしました。
すると、面白いほどに状況が改善されたのです。
もちろん、一瞬で、というわけにはいきませんでしたが、徐々に後輩と思いが通じるようになり、もともと悪くはなかった人間関係がさらに良くなり、後輩の仕事上の成長も見られるようになりました。
ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースで学んだ成功の原理原則、恐るべしです。
ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースでの学びをこれからも
今回、うまくいかない経験を通して、知らず知らずのうちに自分本位になっていることに気づきました。
でも、自分の人生が好転したきっかけである ASKアカデミー・ジャパンのベーシックコースで学んだことはそんなことではありませんでした。
日々の忙しさにかまけて忘れてしまっていたのです。
これからも時には忘れてしまうことがあるかもしれません。
そうならないためにも、日々意識することはもちろん、毎月、定期的に振り返るタイミングを設定します。
そして、毎年年始には、あらためて最新の自分自身で、求めているものを明確に具体的に肯定的に決めていきたいと思います。
映画『英国王のスピーチ』から学ぶ良い指導者とは
よし、映画を観よう!
と、唐突に思い立ちまして。(笑)
先日、おうちで『英国王のスピーチ』という映画を観ました。
アカデミー賞受賞作品なので、観たことがある方も多いかもしれませんが、私は初めて観ました。
おもしろいもので管理職になってからというもの、こういう”指導者”の指導法やマインドが気になるようになりました。
自分の立場が変わると、仕事ではなくても、日々興味を持つポイントも変わってきているのを感じています。
これも成長だなと、ひとりこっそり嬉しく思っています。
そんなこんなでこの映画を観ていて、もちろんストーリーとしても面白いのですが、
普段の自分を振り返るような、考えさせられるような、とても勉強になる映画だったのでご紹介します。
うまく話せない人、話せるようにしたいという人にもおすすめです。
『英国王のスピーチ』のあらすじ
まずはあらすじからご紹介します。
『英国王のスピーチ』は幼い頃から吃音症(きつおんしょう)に悩まされるイギリスの国王ジョージ6世のお話です。
吃音を矯正するために様々な方法を試すのですが、なかなかうまくいきません。
厳しい父親からは日々厳しいことを言われ続けるものの、立場上スピーチをする場面を避けては通れません。
そんな時、藁にもすがる思いでスピーチ矯正の専門家ライオネルのもとを訪ねます。
ライオネルの指示はジョージ6世には意味のわからない、理解できないことばかりで、最初はやり方や考え方も否定し続けるのですが、次第に心を許し、トレーニングを頑張るようになっていきます。
そんなジョージ6世とライオネルの人間模様を描いた物語です。
映画情報はこちらをご参照ください。
専門家ライオネルの関わり方(※一部ネタバレを含みます)
この映画で特に印象に残ったのは、一貫して自分のやり方を貫き通したライオネルの専門家としてのプライドと優しさです。
最初はそのやり方が理解されないことから、王族からやり方を否定され、街の失礼なインチキ治療家だと思われます。
(実際、ライオネルは免許を持っておらず、ただこれまでに多くの方の話し方を治してきたという実績があるだけだったのですがここでは問題にしません。)
とにかくジョージ6世の吃音を矯正するために、拒否されようが、怒られようが、ジョージ6世のために必要だと思うことを伝え続けます。
家族のようにフランクに呼びかけ、吃音症の要因となる本人の背景を知ろうと、ジョージ6世の過去や大事にしていることを深く追求します。
当の本人は、それが吃音症に繋がっているなんて思っていないし、思い出したくない、バカにされてきた過去なので、なかなか心を開きませんが、それでもライオネルは必要な関わりを続けます。
詳しくはここで説明するのは難しいですが、途中、関係が悪化することがありながらも、最終的にはお互いにとってかけがえのない存在となります。
私はライオネルの関わり方に専門家としてのプライドと、人を思う優しさを感じました。
コンプレックスの克服は本人だけの問題ではない
ジョージ6世の吃音の大きな要因となったものは、小さいころに周りから馬鹿にされた経験や、父親からの強いプレッシャーでした。
一方、話せるようになった大きな要因は、ライオネルがジョージ6世には吃らずに話す力があることを常に伝えたり、褒めたり、そばに居て安心させてあげていたりしたことだと思います。
この映画では、「吃音」を題材にしていますが、私は吃音に限ったことではないと思うのです。
コンプレックスが、その人の足を引っ張ることになってしまうのか、うまく乗り越えられるかどうかは、周りの人がどういう関わりをするかが大事なのだと、この映画を観て思いました。
自分の職場での立ち振る舞いを振り返って
吃音とまではならなくても、職場でどうにも思うように話せていないような部下はいます。
きっと、仲の良い友達や家族の前ではスラスラと話せているのだと思うのです。
私もどこか部下や後輩にプレッシャーを与えていたりするのではないか、
萎縮させて力が発揮できないような状況を作ってしまっているのではないか、
反対に、ライオネルのように私の言葉や存在で部下が安心したり力が発揮できるようになっているのか、
自分の関わり方が、周りに良い影響を与えられているのか、
とても考えさせられました。
今後の仕事に、人間関係に活かしていきたいと思います。
まとめ
今回は、映画『英国王のスピーチ』を観て思ったこと、気付いたことをご紹介しました。
専門家ライオネルの関わり方に見えた、専門家としてのプライドと人を思う優しさは、自分が仕事をする中でも大切にできることだなと感じました。
また、周り人との関わり方は、その人に悪い影響を与え得るということもとても勉強になりました。
そして、関わり方によっては人に良い変化をもたらすこともわかりました。
この映画には、仕事にも生かせる人間模様が詰まっていました。
私もライオネルのように自分の関わり方が周りに良い影響を与えられる人になろうと心に誓う時間になりました。
気になるかたは、ぜひ観てみてはいかがでしょうか。
きっと何かしら自分に必要な気付きに出会えると思います。
サッカーW杯、本田圭佑の面白い解説に感謝
今年のサッカーワールドカップ、日本中が盛り上がりましたね!
私もそうですが、サッカーにそれほど興味がなかった人でも、今回は見た!という人は比較的多いのではないでしょうか。
コスタリカ戦のあとは、会社でも眠たそうな人が多かった印象があります。
きっと朝方までサッカーを観戦していたのでしょうね。
歴史的な勝利もあったりなんかして、初戦は見ていなくても、世間の盛り上がりに感化された人も多かったと思います。
ちなみに友人はAbemaの無料放送に接続できなかったと言っていました。それだけアクセスが集中したということかもしれません。
そんなこんなで、私もにわかでAbemaでサッカー観戦をしたのですが、
サッカーはもちろん、本田圭佑選手の解説が面白かったというのも印象的でした!
と、いうことで、そんな本田圭佑選手の解説についてです。
本田圭佑選手の最近のこと
今回はAmebaの無料放送で、全試合ではないですが観戦しました!
本田圭介選手の解説はかなり反響があったようで、面白い!わかりやすい!的確!などと絶賛されたみたいです。
(相変わらずの本田節には賛否両論あったみたいですが。)
最近では、所属チームの移籍を繰り返していて、ACミラン(イタリア)といった欧州ビッグクラブだけでなく、メキシコ、アゼルバイジャン、リトアニアといった日本人には馴染みが薄いリーグにもいたりして、やや低迷気味?なんですかね。
最近はカンボジア代表の実質的な“監督”として指導にあたったり、実業家としての活動も行なってるので選手は引退方向なのかな〜と思ったら、今年の10月には膝の手術もしていて復帰の意向も示してはいるらしいです!
本田圭佑選手恐るべしですね、、!
本田圭佑選手の華麗なる経歴のおさらい
本田圭介選手は、私のようにサッカーにそんなに詳しくない人でも、誰でもと言っても過言ではないくらい有名な選手ですが、よく知っているかと言われるとあまり知らないなと思ったので、ちょっと調べてみました。
本田圭佑選手、サッカー選手としてももちろんすごいですが、それだけではないんですね!
サッカー選手としての本田圭佑さん
2010年の南アフリカ大会で初めてサッカーW杯メンバーに選出された時から、
サッカーW杯での目標を「優勝」と言い続けていたようです。
本田圭佑選手のビックマウスはあまり知らない人でもお馴染みですよね。
ここから先はサッカー好きの友人から聞いたことになりますが、簡単に本田圭佑選手の凄さをお伝えしてみたいと思います。
南アフリカ大会の時、初戦のカメルーン戦では決勝ゴール、デンマーク戦では驚異的なフリーキックからの直接ゴールを決めて世界に注目されたみたいです。
その後の2014年ブラジル大会は、1分け2敗でグループリーグ敗退となりましたが、初戦のコートジボワール戦で先制点を決めるなど、存在感がすごかったらしいです。
さらに、試合終盤にここぞというときに切り札として投入される重要な役割となった4年前のロシア大会では、なんと2戦目のセネガル戦で日本史上初となるサッカーW杯3大会連続ゴールも決めているすごい選手なんだそうです!
実業家としての本田圭佑さん
本田圭佑選手、実は実業家としての顔もあるのです。
実業家としてNowdoという目標達成のプラットフォームや、Nowvoiceというトップアスリートやタレント、アーティストや役者といった著名人のライブ配信が聴けるサービスなどを展開したり、ソルティーという国内外約70校、約5000人の子どもが通うサッカースクールのプロデュースも行なっています。
・Nowdo
目標達成のプラットフォーム
・Nowvoice
トップアスリートやタレント、アーティストや役者といった著名人のライブ配信が聴けるサービス
voice.nowdo.net・ソルティー
国内外約70校、約5000人の子どもが通うサッカースクールのプロデュースも行なっている。
(参考:Profile - 本田圭佑オフィシャルWEBサイト)
本田圭佑選手のサッカー解説の2つの面白さ
まず、本田圭佑選手が解説をしているというだけで、今まで以上に試合だけでなく解説のコメントにも興味が湧きました。
実際に聞いてみると、二つの面白さを発見!
①お笑い要素が面白い!
一つはシンプルにお笑い的な面白さです。
といっても、お笑いを学んでいるわけではないですが、単純につい笑ってしまう、といった感じです。
近所の定食屋で、おじちゃんがテレビを見てツッコんでいるような口調と内容といいますか…。
「見ました? 今のドリブル。うざいわ~」
とか、
「いやらしいモドリッチが審判見てないときにちょっとボール2mくらい前にやってんすよね」
とか。
もちろん、解説の内容はプロだからこその視点ではあるのですが、等身大というか親近感がわくというか、、ついついクスッと笑ってしまいますよね。
②サッカーの奥深さが面白い!
もう一つは、今まで知らなかったサッカーの奥深さを少し知ることができたのが面白いと感じました!
例えば、シュートが決まったシーンなんかで、
「そのシーンの前のここの動きが良かった!そこにも注目してほしいですね!」
といった具合に、素人ではなかなか気づくことができない注目ポイントなどを教えてくれるのです。
「なるほど〜」と感心しながら試合を見ることができるので、
素人ながら「確かに〜!」と、より深くサッカーを楽しむことができました。
ゴールにボールが入ったら1点、最終的に点が多い方が勝ち!みたいな浅〜くルールを知っているだけの見方をしているより格段に面白くなりました!
スポーツ観戦に解説は大事
今回、サッカーW杯の日本代表戦を観て、本田圭佑選手の解説を通して、本田圭佑選手自身を知る機会にもなりましたし、あまり知ろうとしてこなかったサッカーの面白さも知ることができました。
その業界に詳しい人の話は本当に面白いし、本田圭佑選手のようにプレイヤーとしても一流で、今も現役で活動されてる人だと余計に信憑性やリアリティがあるのだと感じました。
また、これからスポーツ観戦をする時には解説にも注目してみようと思います!
社員研修にも取り入れられるマインドフルネスの実践から思うこと
年末に向けて仕事が忙しくなってきた人もいるのではないでしょうか。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、心が落ち着かない日々にお困りではないでしょうか。
かくいう私も、なんだかストレスが溜まってうまくいかない循環に入ってしまっている気がしてなりません。
そこで、先日社員研修の中で少し紹介されていて気になっていた「マインドフルネス」について、自分なりに少し調べて実践してみました。
マインドフルネスの基本
マインドフルネス、、メンタルヘルス分野の研修なんかで耳にすることが多いのではないでしょうか。
なんとなく、ゆったりリラックスするイメージはあるけれど、「マインドフルネスって何?」と聞かれてもよくわかりません。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、
『今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向けること。またそのために行われる瞑想。』(引用:デジタル大辞林)
です。
精神状態、なんていうと難しそうな感じもしますが、つまりは余計なことは考えず、「今」この瞬間だけに集中するのです。
わかりやすく、『雑念にとらわれたり、余計な判断をしたりすることなく、目の前の出来事に意識を集中する状態(引用:マインドフルネスとは?職場に取り入れる効果と瞑想の実践方法を解説|HRドクター|株式会社JAIC)』と説明されているものもあります。
瞑想については、厚生労働省のページにもこうあります。
瞑想は歴史のある心身療法で、平穏感や身体のリラックス感を高め、心身のバランスをよくするため病気にうまく対処するため、また全体的な健康やウェルビーイング(well-being)の増進のために利用されてきました。
(引用:厚生労働省eJIM | 健康のために行う瞑想について知っておくべき8つのこと | コミュニケーション | 「統合医療」情報発信サイト)
ちゃんと一定の医学的な根拠もあるようです。
マインドフルネスの効果
まず、ストレス軽減が期待できます。
それだけでなく集中力や記憶力、正確性などが向上するとも言われています。
ワシントン大学やハーバード大学などでも多くの調査が行なわれ、マインドフルネスで集中力などが高まると、仕事のミスや失敗も起こりにくくなり、作業スペースもアップすることが証明されているようなのです。
その効果があまりにすごいということでGoogleやAppleをはじめとして多くの企業が社内でも取り入れています。
マインドフルネスの方法
ヨガや禅などのエッセンスを取り入れた、ジョン・カバットジンという人が開発したマインドフルネスストレス低減法(MBSR)というものが基本となるようですが、「今」に集中する方法はいくつかあるみたいです。
ヨガや瞑想、ボディスキャン、シェアリング、鎮座瞑想法、歩行瞑想法など、さまざまな方法があります。
マインドフルネスの実践
基本であるマインドフルネスストレス低減法は8週間のプログラムとのことですが、まずはお試し体験からということで、職場でもできると紹介されていた「静座瞑想法」を私は実践してみました。
仕事の合間に椅子に座ったまま挑戦です!
やり方
静座瞑想法は、呼吸に意識を集中することでマインドフルネス瞑想を実践するやり方です。
①最初は呼吸に注意を向けることに集中する。1回10分から始めて30分以上継続できるように少しずつ時間を延ばします。 ③マインドフルネス瞑想の間は、周囲の音だけに意識を向けます。 ④瞑想中に浮かんでくる考えや想いに意識を向けて、ひたすら観察します。(最初は2~3分程度から) ⑤何もせずにただ座って意識を解放し、あるがままの自分をじっと観察します。 |
体験したこと
最初は気持ちを落ち着かせて集中状態に入るのが難しく感じました。
何か音がしたらそちらに意識が向いてしまったり、別の考えが浮かんできてしまったりしました。
ただ、どうやらそういう時にはそれを無くそうとするのではなく、「今そういうことを考えてるんだな〜」とそのままそれを受け入れていくと良いというのを調べている中で見た気がしたので、そのままを感じるように心がけました。
数分ほどやってみると少し慣れてきて、良い感じだなぁと思えてきます。
しばらくそのまま瞑想を続けていると、気持ちが落ち着いてフレッシュな状態になった感覚になりました。
おかげで、なんだかスッキリした状態で、心なしかその後の仕事も集中して取り組むことができたと思います。
きっと、実践を重ねて上手になっていく中で、より効果を体験できるのだろうなと感じましたが、初めてでも十分にスッキリすることができました。
社員研修よ、ありがとう
「マインドフルネス」という単語自体はなにも目新しいものではなかったですし、興味があるといえばありました。
ヨガに通ってみた時期もありますし、なんとなく目を閉じてリフレッシュしたりなんかもしていました。
ただ、こうやって意識して実践してみることで、より効果を体験できた気がします。
筋トレやストレッチなんかも、鍛えているところ、伸びているところを意識しなさいなんて言いますよね。
それと同じかどうかはわかりませんが、やはり意識するとしないとでは少し違うのかななんて、ちょっと感じました。
職場でいきなり始めると、周りの人がびっくりしちゃう気もしますが、でもそんなことも受け入れられる職場はまた素敵だななんて思ってみたり。(笑)
自分の会社の仲間の、自分の部下のメンタルヘルスにも良いと思うので、まずは自分が継続してマスターしようと思います。
<参考>
厚生労働省eJIM | 健康のために行う瞑想について知っておくべき8つのこと | コミュニケーション | 「統合医療」情報発信サイト
映画『キングダム 2 遙かなる大地へ』に想う、強く生きる女性の姿
話題の映画『キングダム2 遙かなる大地へ』、遅ればせながら観てきました!
みなさんはご覧になりましたか?
大人気の『キングダム』、映画の一作目も観ていたので、今回も映画館に足を運ぶことにしました。
壮大な映画はやっぱり映画館で観ると迫力もあり圧巻ですね!
『キングダム』のおさらい
『キングダム』は、2006年より週刊ヤングジャンプにて連載中の古代中華戦国大河ロマン漫画。作者は原泰久先生です。
春秋戦国時代に中華統一を目指す秦の国の王と元奴隷から天下の大将軍になるという夢をもつ男の子、信(しん)が主人公の物語となっています。
現在、66巻まで発売中で、累計9000万部を突破、その人気は止まる所を知らず、
最近では「好きな漫画は?」の定番回答となっている気がします。
作者の原泰久先生の会社員時代の経験が作品に影響しているらしく、社会に揉まれ、リーダーシップに苦悩する働く人々に刺さっているのかもしれませんね。
映画『キングダム2 遙かなる大地へ』のみどころ
まず、今回の映画は実写版2作目となるわけですが、1作目同様、脚本に原作者の原泰久先生がかかわっているので、原作が好きな人でも安心して見ることができます。
また、キャストの再現率が高いのも見どころポイントです。
時代も違い、国も違い、登場人物は基本的に顔が濃く、日本人で実写化するのは難しかったと思うのです。
大人気漫画の実写化ですし、賛否両論は避けられません。
でも、ネット上の漫画と実写の比較画像なんかを見ても、なかなかに再現できているのでは?と思います。
そしてもちろん物語もとってもおもしろいです!
2019年に公開された実写映画1作目『キングダム』では、王座を狙う兄弟での内乱の話で、戦闘シーンもかっこよく、展開が気になる場面が多くありました。
そして2作目『キングダム2 遙かなる大地へ』では、主人公の信(しん)がいよいよ戦に行きます。
1作目以上に戦闘シーンが多く、戦の生々しさや緊張感につつまれ、スクリーンに釘付けでした。
1作目では、とにかく強くなることを目指していた主人公の信ですが、
2作目では将軍としてのリーダーシップやその素質が表現されています。
戦の場での現実を経験し、大将軍の偉大さを目の当たりにした信は、ただ力の強さだけではない、多くの人を率いる大将軍への大きな一歩となる成長を遂げるのです。
そして、謎の強すぎる女性、羌瘣(きょうかい)ですよ!
今回、新たに登場した羌瘣のストーリーもみどころです!
個の強さと仲間の存在
1作目の映画『キングダム』で特に私が惹かれたのは特に楊端和(ようたんわ)の姿でした。
綺麗で強くてリーダーシップもあって、そしてなにより長澤まさみさんが美しすぎます!(笑)
そして、2作目である今回の私のイチオシは羌瘣(きょうかい)です!
過酷な生い立ちや苦しい経験を経て、圧倒的な強さと信念を持ち、目的のために男性だらけの中に単身乗り込んでいく姿がまずかっこいいのです。
強く生きる女性にはやっぱり憧れます。
さらに、最初は人と馴れ合うことを拒否していた羌瘣が、主人公の信をはじめ、仲間という存在に触れ、助け合いながら共に戦を乗り越えていく姿は涙ものです。
確かに自分が強いことは大事だし、力をつけることも必要です。
でもその上で、仲間がいれば、守りたいものがあれば、人はもっと強くなれるのかもしれません。
仲間に触れ、人の優しさに触れ、倒れそうなときにさらに立ち上がる羌瘣(きょうかい)の姿にそんなことを思ってしまいました。
女性だからどう、男性だからどう、というつもりはありません。
今でこそジェンダー平等なんて当たり前の価値観に近づいているかもしれませんが、それでもやっぱり男性と女性に差があるのは事実です。
やっぱり私は女性であり、女性だから、ということで苦労した経験もあります。
そのためか、どうやら強い女性、女性リーダーには憧れる傾向にあるみたいです。
思いもよらず、より自分の仕事を、あえて言いますが”女性”リーダーとしての自分の姿を振り返る機会になりました。
まだまだ続くキングダム
今回は映画『キングダム2 遙かなる大地へ』の感想でしたが、
なんとこれ、まだ7巻までの話なんですってね!
現時点で66巻出ている中の、映画1・2合わせてまだたった7巻分です!
そして映画の終わりには第3弾の予告がありました。
・・・この映画は果てしなく続くのか?(笑)
これを機に私もキングダム漫画デビューしてみようかなと思います。
また、キングダムを題材にしたビジネス書も多数発行されています。
スラムダンクとかONE PIECEとかもそうですが、漫画に学ぶことは多いですよね。
仕事に邁進する働き盛りの女性として、このあたりもチェックしてみたいと思います!(笑)
〜おまけ〜
漫画を読んでいなくて映画だけをこれから観に行くあなたへ
この映画、登場人物がたくさんいます。
耳馴染みのない名前も多く、俳優さんの顔もメイクであまりわからないこともしばしばあります。
誰が誰だかわからなくなってしまうかもしれません。
漫画を読んでいなくても、物語は十分楽しめますが、登場人物を予習していくとより楽しめるかも?なんて思います。
余裕があれば事前に少し準備をすることをおすすめします。(笑)
「また行きたくなる」お店で感じた大切なこと
みなさんの好きなお店はどんなお店ですか?
リピートするお店にはどんな特徴がありますか?
素敵なお店には、きっと共通点があるはずです。
その共通点はきっと、どんな仕事においても大事にすると良いことに違いありません。
先日、とっても素敵な接客に出会ったのでご紹介したいと思います。
とあるお店の素敵な接客
友人と外食ランチをしていた時のことです。
久しぶりに会った友人だったので積もる話もあり、ゆっくりおしゃべりしたいなぁなんて思っていました。
すると、ごはんを食べ終わったと思ったらすぐに店員さんがお皿を下げにきました。
お皿を下げてもらうこと自体は普通のことだと思いますが、
早く帰って欲しいオーラとか忙しいオーラが出ている店員さんなんかもいますよね。
店側からしたら客の回転率を上げた方が利益も上がるし、片付けが早くできる分次の仕事がスムーズにできるし、早く片付けたい気持ちもわかるのですが、なんだか急かされてるような気持ちになることもあります。
本当に食べ終わってすぐのタイミングだったので、今回もそんな感じかな、早く出た方がいいのかな、と思いちょっと寂しくなりかけたその時です。
店員さん「お済みのお皿をお下げ致します。」
私「ありがとうございます。」(・・・そうですよね)
店員さん「テーブルの上を広くお使いくださいませ。」
私(!!!)
なんと「テーブルの上を広くお使いくださいませ」と優しく言ってくださったのです。
そんなこと、私は初めて言われました。
「ごゆっくりどうぞ」なんてセリフは聞いたことはありますが、
「テーブルの上を広くお使いくださいませ」とお皿を下げてもらったことはありません。
ちょっと粋だと思いませんか?
そのお店は、路地裏にもかかわらずとても人気のお店のようで、決してガラガラなわけではなかったのでゆっくりできないことも覚悟したのですが、むしろおしゃべりをしやすい状況を作ってくださったのです。
その粋で優しい気遣いに、私は感動しました。
とっても気持ちが良くて、絶対にまた来ようと友達と話しました。
お店が繁盛している理由も納得です。
態度や言葉はとても重要
飲食店において、お料理が美味しいかどうかということもそうなのですが、
こういった店員さんの態度や言葉、気遣いは本当に大事だと思います。
飲食店に限らずですが、またそのお店に行きたいと思うかどうかって、味だけではないと思うのです。
いくら美味しいお料理が出てきたとしても、店員さんの態度が受け入れ難いものだったら、もう行かなくていいかなと思う人は多いのではないでしょうか。
反対に超美味しいわけではなかったとしても、店員さんの感じが良いとまた行きたくなること、ありませんか?
先ほどのお店も、また行く約束もしましたし、友人なんて大満足で感動してSNSに投稿までしていました。
たとえばラーメン屋さんなんかだと、頑固な店主がこだわりの一杯を出していて、お客さんが緊張する空気はあるもののとても繁盛している、ということもあるかもしれません。
とはいえ、そんなお店は少数だと思います。
どんなに美味しくても居心地が悪いと何度も行きたいとは思えないですもんね。
そう考えると、店員さんがどんな態度でどんな言葉かけをしているのか、ということはとっても重要です。
人との繋がりや温かみが感じられるお店って素敵ですよね。
どんな仕事でも大切
これは飲食店などのようなお店に限ったことではありません。
クライアントや提携企業とのやり取りでも、もちろん価格帯やサービスの内容はとても重要ですが、似たようなサービスや商材がある中で決め手の一つになるのは、「人」ではないでしょうか。
どのような「人」から提案を受けているのか、どのような態度で、言葉で関係を築いているのか、その結果どのような印象を受けているのかで、大きく変わると思うのです。
仕事選びも同じです。
同じような仕事内容で同じような給与体系だったとしたら、人の印象が良い方を選びませんか?
反対に人の印象が良くない企業はちょっと入社を躊躇ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そう考えると、どんな仕事でも、どんな場面でも、「人」の態度や言葉はとても大切なのです。
私もあの店員さんのようにちょっとした態度や言葉遣いにもっと気をつけようと思います。
素敵な人間関係を
店員さんに限らず、素敵な態度や言葉遣いの方と出会うと気持ちが良いし、好きになっちゃいますよね。
反対にどんなにイケメンでも美人でも、態度や言葉が良くなかったら、もう会いたくないと思ってしまいます。
人とどんな態度で接するのか、どんな言葉を使うのか、どのような想いでどのような気遣いができるのか、人間関係の構築においてはものすごく大切なことです。
仕事においても、どんなに仕事がデキる人でも、どこかぶっきらぼうだったりキツイ物言いだったりすると人間関係でうまくいかずメンバーとして受け入れられず、結果的に仕事上での活躍もできなくなってしまうこともあると思います。
いつでもどんな時でも、自分の振る舞いに気をつけて、素敵な人間関係を築けると良いですね。
ミーティングにおける会話のキャッチボールに大事な3つのポイント
コミュニケーション力って大事ですよね。
いきなりなんだ、当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、時々しみじみ思ったりします。(笑)
特に今はチャットなどのコミュニケーションツールが充実していたり、リモート勤務も増えてきていたり、またここ2年くらいはご時世的にも直接人と会うこともかなり減ってしまっていたりして、会話におけるコミュニケーション力が落ちてしまっている人が多いような気がします。
何ならずっとリモートでしばらく誰とも話していないなんていう人もいますよね。
そういう状況に慣れてしまったからか、たとえ出社して同じ空間にいてもチャットでやり取りをしていることもあるかもしれません。
文字でのコミュニケーションも大事な時代ではありますが、でもやっぱり仕事上のミーティングや商談など、直接会話をすることがなくなるわけではありません。
必要なのに機会が減っている、こういう時代だからこそコミュニケーション力を磨くことが大事ですし、コミュニケーション力が高い人は重宝されます。
今回はミーティングで必要なコミュニケーションについて考えてみました。
- ミーティングではどのようなコミュニケーションが大事なのか
- やっぱり”キャッチボール”が大事!
- ミーティングにおける会話のキャッチボールに必要な3つのポイント
- 大事なことは相手が求めているやり取りをすること
ミーティングではどのようなコミュニケーションが大事なのか
とある日のミーティングでの出来事です。
Aさん「次回のミーティングはいつにしましょうか?」
Bさん「いつでも大丈夫です」
Aさん「では来週の水曜日はいかがでしょう?」
Bさん「ごめんなさい、来週の水曜日だけだめでした」
Aさん「では来週の木曜日にしましょう」
Bさん「何時からですか?」
Aさん「10時からにしましょう」
うーーん。なんだかすっきりしないと思いませんか?
同じ内容の話でも、こんな会話だったらどうでしょう?
Cさん「次回のミーティングはいつにしましょうか?」
Dさん「来週でしたら水曜日以外でしたら調整できます」
Cさん「それでは来週の木曜日の10時から1時間程度はいかがでしょう?」
Dさん「大丈夫です。よろしくお願いします。」
さくさくとテンポ良く会話が進み、決め事も決まってすっきりしますし、ミーティングの時間も短縮できるでしょう。
ちょっとあまり良い例ではなかったかもしれませんが、まぁそんな感じです。(笑)
ミーティングで部下が長々と話していて結局うまく伝わっていなかった、
質問されて答えてはいるけど話がうまくまとまっていない?伝わっていない?
なんていうこと、ありますよね。
そんなことを避けるために大事なことは何なのでしょうか。
やっぱり”キャッチボール”が大事!
よく「会話のキャッチボール」なんて言いますよね。
会話における言葉のやりとりの様子を、ボールを投げ合うキャッチボールに例えています。
この「会話のキャッチボール」がコミュニケーションにおいてとても大事なことだということは、もしかしたら言わずもがなかもしれません。
キャッチボールがどれだけ続くか、気持ち良いか、
投げ合うテンポが合っていて、お互いが取りやすいところにボールを投げ合って投げる側も捕る側も気持ち良いような状況が理想ですね。
上手なキャッチボールは気持ちいいものです。
もちろん、会話においても同じです。
先ほどの例でもそうですが、AさんとBさんはどこかちょっとズレてるんですよね。
だからなんだかどこかすっきりしないんですよね。
上手にキャッチボールをする力がカギになります。
ミーティングにおける会話のキャッチボールに必要な3つのポイント
前置きが少し長くなりましたが、本題です。
今回注目したいのは、「ミーティング(会議)」におけるコミュニケーションです。
何気ない会話でももちろん上手な会話のキャッチボールは大事です。
ただ、ミーティングの場合はもっと大事です。
なぜなら、ミーティングには目的があるからです。
プロジェクトでも商談でも、議題となっている事柄を前に進めることが重要なのです。
しかも相手はまだよく知らない人である場合も多いです。
お互いの癖も知り尽くしていて、なんでも許される付き合いの長い友人との会話とはわけが違うのです。
だからこそ、次の3つのステップでちゃんと「会話のキャッチボール」というものを理解する必要があると思うのです。
ポイント① 相手がどのようなキャッチボールをしたいか理解する
いくら話すのが上手な人でも、相手がどのような話をしたいか、どんなテンポで会話をしたいのかがわからないとコミュニケーションはうまくいきません。
特にミーティングにおいては、会話のキャッチボールがうまくいかないと「あれ?わかってないな」「この人仕事できないな」と思ってしまうことも、実は思われてしまっていることも、きっとよくありますよね。
どこか気持ちが悪いというか通じない感じがするというか…。
そういう状況だと議題があっても決まるものも決まりません。
反対に、会話のキャッチボールがうまくいっているときは、言葉を投げる時も受け取る時も、お互いやり取りが気持ちが良いものです。
決めるべきこともぽんぽんとテンポよく決まっていきます。
ボールが手に吸い込まれるような、いい音のするキャッチボールのような感じです。
そういう気持ちの良いキャッチボールをするためには、相手がどのようなキャッチボールがしたいのかを理解する必要があります。
相手がどんな話、どんなやり取りを求めているのかを理解するためには、
・事前に相手がほしい情報を収集しておく
・相手とコミュニケーションをとっておく
・話しながら相手の表情や雰囲気を確認する
・質問や話している内容の理解が合っているか確認してすり合わせをする
などが必要です。
相手がどんなキャッチボールを求めているのかに合わせて、自分が投げるボールを変化させるのです。
私もまだまだ修行中ですが、特にミーティングにおいては事前準備や臨機応変な対応を心がけています。
ポイント② 相手が欲しいところに欲しいものを投げる
相手が求めている話ややり取りを理解したら、今度はボールの投げ方です。
こちらから話をする時には、相手が欲しい情報を的確に伝える必要があります。
これができそうでなかなか意外と難しいのです。
例えば、カレーの材料と作り方を教えて欲しい、という場合。
材料と工程、コツを端的に知りたい人もいれば、
細かく一つ一つの食材についての豆知識まで知りたい人もいます。
今だと動画で見たい、という場合もあるかもしれません。
そもそもドロドロカレーなのかキーマカレーなのかスパイスカレーなのか、そこの確認も必要ですよね。先入観や思い込みは禁物です。
仕事上でのコミュニケーションにおいて良い評価をされている人は、
まず相手が求めているものを的確に提供し、さらにはそれ以上に求めているものに通じる価値ある情報を伝えています。
「そう!そこ!」というポイントにピンポイントに投げるのです。
投げるボールのスピードも重要で、相手が取れるスピードでボールを投げる必要があります。
特に頭の回転が早い人は、相手を置いてけぼりにしてしまいがちなので注意が必要です。
大事なのは、
・相手が求めている情報を適切な言葉で伝える
・相手が受け取れるスピードで会話を進める
・相手に必要なプラスαの情報を伝えられるとなお良し
などを意識することです。
ミーティングにおいては、相手に伝わる言葉選びと会話のスピードを意識しながら、
プロジェクトが前進するようなプランやアイディアを提案できるとより良いですね!
ポイント③ 相手のボールを”ちゃんと”受け取る
コミュニケーションにおいては、「聞き上手」であることもとても重要です。
話はうまいけれど、なかなか仕事上の成果が上がらないような人は、自分のしたい話をしていて相手がしたい話をしていない傾向があるように思います。
ボールのキャッチボールでいうと、自分の投げたいように投げるだけ投げて、相手のボールは無視をしてしまっている感じです。
それはもはやキャッチボールではないですよね。
そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、自分としては聞いているつもりでも、意外とちゃんと聞けていないのです。
人は、聞きたいことを聞きたいように聞く傾向にあるので、知らず知らずのうちに受け取り拒否をしてしまっている場合があります。
相手からのボールはしっかり受け取りましょう。
元野球部の友人に聞いたのですが、キャッチボールでもボールを捕るのがうまい人は、いい音を立ててボールを捕ってくれるので、投げる側のボールがたとえ上手でなかったとしても「今日はいい球投げてるな〜」と勘違いしちゃうくらい気持ちが良いものらしいです。
ここでいういい音というのはコミュニケーションにおいてはリアクションにあたります。
ふ〜んとただ無表情で聞いているのと、
「すごくわかりやすいです!」「さすがですね!」などのリアクションがあるのでは
話す側の気持ち良さは全然違うはずです。
ただヨイショしろという話ではなく、ちゃんと受け取っていますよ、ということを伝えることが大切だということです。
聞き上手=ボールをちゃんと受け取る人に対しては、
【話している人が言いたいことを気持ちよく話せる】
【話す側が考えてることをまとめる手助けになる】
なんていうメリットもあります。
相手のボールを”ちゃんと”受け取るには、
・先入観、思い込みに注意する(ズレて受け取らないように)
・聞くときにはリアクションをしっかりする(受け取っていることを表現する)
ことです。
受け取るのがうまい人は信頼関係も築きやすくなるので、ぜひ意識したいところです!
大事なことは相手が求めているやり取りをすること
ミーティングに限らず、普段の会話でももちろん重要なことですが、仕事の上ではより的確に端的にやり取りをすることが求められますし、それが業績にも反映されます。
特に大事なことは、相手が求めているやり取りをすること!
ミーティング中の会話においては、ただやり取りができるというだけでなく、プロジェクトや商談など、物事がちゃんと前に進み、そのミーティングの目的が達成されることが重要になります。
そのためには、会話のキャッチボールにおけるポイントを意識して、より気持ちの良いコミュニケーション力を身につけたいところです。
決して簡単なことではないと思います。
だって相手は自分とは違う人間です。何を求めているのか、どのように感じているかなんてわからないのです。
でも、練習すること、経験値を蓄えることは大切です。
野球のキャッチボールにしても、上手な人はたくさん練習していますよね。
ワンランク上のコミュニケーションを意識して、たくさんチャレンジしましょう。
トライアル・アンド・エラーです!(トライ・アンド・エラーではないらしいですw)
会話のキャッチボールの達人になったときにはきっと仕事もプライベートもうまくいっているはずです!