仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

社員研修にも取り入れられるマインドフルネスの実践から思うこと

年末に向けて仕事が忙しくなってきた人もいるのではないでしょうか。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、心が落ち着かない日々にお困りではないでしょうか。

かくいう私も、なんだかストレスが溜まってうまくいかない循環に入ってしまっている気がしてなりません。

そこで、先日社員研修の中で少し紹介されていて気になっていた「マインドフルネス」について、自分なりに少し調べて実践してみました。

 

マインドフルネスの基本

マインドフルネス、、メンタルヘルス分野の研修なんかで耳にすることが多いのではないでしょうか。

なんとなく、ゆったりリラックスするイメージはあるけれど、「マインドフルネスって何?」と聞かれてもよくわかりません。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、

『今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向けること。またそのために行われる瞑想。』(引用:デジタル大辞林

です。

精神状態、なんていうと難しそうな感じもしますが、つまりは余計なことは考えず、「今」この瞬間だけに集中するのです。

わかりやすく、『雑念にとらわれたり、余計な判断をしたりすることなく、目の前の出来事に意識を集中する状態(引用:マインドフルネスとは?職場に取り入れる効果と瞑想の実践方法を解説|HRドクター|株式会社JAIC』と説明されているものもあります。

瞑想については、厚生労働省のページにもこうあります。

瞑想は歴史のある心身療法で、平穏感や身体のリラックス感を高め、心身のバランスをよくするため病気にうまく対処するため、また全体的な健康やウェルビーイング(well-being)の増進のために利用されてきました。

(引用:厚生労働省eJIM | 健康のために行う瞑想について知っておくべき8つのこと | コミュニケーション | 「統合医療」情報発信サイト

ちゃんと一定の医学的な根拠もあるようです。

マインドフルネスの効果

まず、ストレス軽減が期待できます。

それだけでなく集中力や記憶力、正確性などが向上するとも言われています。

ワシントン大学ハーバード大学などでも多くの調査が行なわれ、マインドフルネスで集中力などが高まると、仕事のミスや失敗も起こりにくくなり、作業スペースもアップすることが証明されているようなのです。

その効果があまりにすごいということでGoogleAppleをはじめとして多くの企業が社内でも取り入れています。

マインドフルネスの方法

ヨガや禅などのエッセンスを取り入れた、ジョン・カバットジンという人が開発したマインドフルネスストレス低減法(MBSR)というものが基本となるようですが、「今」に集中する方法はいくつかあるみたいです。

ヨガや瞑想、ボディスキャン、シェアリング、鎮座瞑想法、歩行瞑想法など、さまざまな方法があります。

 

マインドフルネスの実践

基本であるマインドフルネスストレス低減法は8週間のプログラムとのことですが、まずはお試し体験からということで、職場でもできると紹介されていた「静座瞑想法」を私は実践してみました。

仕事の合間に椅子に座ったまま挑戦です!

やり方

静座瞑想法は、呼吸に意識を集中することでマインドフルネス瞑想を実践するやり方です。

①最初は呼吸に注意を向けることに集中する。1回10分から始めて30分以上継続できるように少しずつ時間を延ばします。
②呼吸への意識集中ができたら、自分の心と呼吸の一体感を味わいます。

③マインドフルネス瞑想の間は、周囲の音だけに意識を向けます。

④瞑想中に浮かんでくる考えや想いに意識を向けて、ひたすら観察します。(最初は2~3分程度から)

⑤何もせずにただ座って意識を解放し、あるがままの自分をじっと観察します。

(引用:マインドフルネスとは?職場に取り入れる効果と瞑想の実践方法を解説|HRドクター|株式会社JAIC

体験したこと

最初は気持ちを落ち着かせて集中状態に入るのが難しく感じました。

何か音がしたらそちらに意識が向いてしまったり、別の考えが浮かんできてしまったりしました。

ただ、どうやらそういう時にはそれを無くそうとするのではなく、「今そういうことを考えてるんだな〜」とそのままそれを受け入れていくと良いというのを調べている中で見た気がしたので、そのままを感じるように心がけました。

数分ほどやってみると少し慣れてきて、良い感じだなぁと思えてきます。

しばらくそのまま瞑想を続けていると、気持ちが落ち着いてフレッシュな状態になった感覚になりました。

おかげで、なんだかスッキリした状態で、心なしかその後の仕事も集中して取り組むことができたと思います。

きっと、実践を重ねて上手になっていく中で、より効果を体験できるのだろうなと感じましたが、初めてでも十分にスッキリすることができました。

 

社員研修よ、ありがとう

「マインドフルネス」という単語自体はなにも目新しいものではなかったですし、興味があるといえばありました。

ヨガに通ってみた時期もありますし、なんとなく目を閉じてリフレッシュしたりなんかもしていました。

ただ、こうやって意識して実践してみることで、より効果を体験できた気がします。

筋トレやストレッチなんかも、鍛えているところ、伸びているところを意識しなさいなんて言いますよね。

それと同じかどうかはわかりませんが、やはり意識するとしないとでは少し違うのかななんて、ちょっと感じました。

職場でいきなり始めると、周りの人がびっくりしちゃう気もしますが、でもそんなことも受け入れられる職場はまた素敵だななんて思ってみたり。(笑)

自分の会社の仲間の、自分の部下のメンタルヘルスにも良いと思うので、まずは自分が継続してマスターしようと思います。

 

<参考>

厚生労働省eJIM | 健康のために行う瞑想について知っておくべき8つのこと | コミュニケーション | 「統合医療」情報発信サイト

マインドフルネスとは?職場に取り入れる効果と瞑想の実践方法を解説|HRドクター|株式会社JAIC

https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000191/