仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

研修の目的は何?ASKアカデミーで学んだ”振り返る”こと

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あんにんです。

 

先日、後輩からこんな質問をされました。

 

「どうして研修に行かないといけないんですか?」

 

その後輩は、とても勉強熱心でよく読書などをしていることは知っています。
研修なんかもよく行っていると思ったら、どうやらそうではない様子。

どうも、勉強家であるが故にいろいろな知識があり、
勉強会や研修に物足りなさを感じているようなのです。

確かに、私も研修に行ったものの、期待していたほどの学びが得られず
こんなものか、なんて思ってしまう時期もあったので
言わんとすることはわからなくもないです。

後輩と話しながら改めて感じることも多かったので、今回は私が思う「研修」について書いてみようと思います。

 

 

何のために研修を受けるのか?

 

みなさんは何のために研修を受けますか?

 

仕事につながりそうだから、とか
興味がある分野だから、とか
会社に言われて仕方なく、とか

何かしら理由があって、目的があって受講していると思います。

 

会社に言われて仕方なく、という場合であっても、
例えば会社で仕事を続けられるように、なんていう目的があると思います。

どの研修も、開催する側には開催する側の目的があって、
受講する側には受講する側の目的が必ずあるはずです。

 

今回は受講する側の目的について考えたいと思いますが、
研修の目的のひとつには【自分を振り返ること】があると私は思っています。

 

もちろん、それぞれの研修で学べる知識や技術を身につけることも大きな目的のひとつです。

ただ、後輩が物足りなさを感じているように、
研修の内容全てが自分にとって新しいものばかりとは限りません。

ですが、自分を振り返ることを目的としていると、
例えば、知っていることばかりの研修を受講したときでも新たな発見ができます。

その研修内容をどの程度理解できているのか、自分の現在地を知ることができますし、
その内容を物足りなく感じるのであれば、
それほど当たり前になっている、つまり自分自身が成長できている証拠になります。

 

また、以前に学んで”知っている”ことを、
じゃあ今、自分が実際にできているか?活かせているか?ということを考えると、
またその研修の重みも変わってきます。

 

何か新しいことにチャレンジしよう、成長しようと思った時に
まず大事になるのは自分自身をよく理解することだと思うのです。

もちろん、内容による部分も大いにありますが、
研修は、その助けにもなるのではないでしょうか?


私がそんな風に思うのは、いろんな研修に参加してきた中で研修やその必要性に対する考え方が変わってきたからです。

特に私にとっては人生を変えたと言っても過言ではない、ASKアカデミーの研修を受講したときに衝撃を受けました。

 

ASKアカデミーでの”振り返り”の経験

 

どれだけ書くんだ、という感じですが、
私の人生に大きく影響を与えたのがASKアカデミー・ジャパン株式会社が提供しているASKベーシックコースの受講です。

あまりに衝撃的だったうえに自分の人生が本当に好転したこともあり、
本当におすすめなので、全員受ければいいと結構本気で思っているくらいです。

 

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

 

私が参加した時には、
仕事がうまく行っている人もいれば、そうでない人もいましたし
自分で会社を経営しているような人もいれば、会社員の人もいました。

みんなそれぞれ、気付いていなかった自分のクセに向き合って行く過程がとても印象的でした。

自分では自信を持っていたこと、実践していることの中にも
実は課題があることに気付かされ、本当に驚いたことを今でも覚えています。

 

私は縁あってASKアカデミーの研修(ベーシックコース)を受講して
自分だけでは気付けなかった自分自身を振り返ることができて本当によかったと思っています。

そんな経験もあり、それ以降受ける研修でも自分自身を振り返ることを大切にするようになりました。

 

”知っている”ことをちゃんと実行しているか?

 

話を戻しまして、学んで”知っている”ことを実行しているか?という話です。

 

”物足りない”と思う研修の内容、本当に全部知っていることですか?
その知っていることは、実際の仕事や生活にちゃんと活かされていますか?

残念ながら多くの人が、”知っている”だけで満足してしまっているのではないでしょうか?

なんて、思うのです。


例えば、
出勤したら元気に挨拶することが大事!
なんてことは、誰もが知っている基本の姿勢だと思います。

ですが、会社の同僚を見回したとき、
果たしてそれをいつでもやっている人がどれだけいるでしょうか?

私の会社は、比較的雰囲気は良いほうだと思いますが、
それでも挨拶を大事にしている人ばかりではありません。

 

ダイエットだって、多くの人はいろんなダイエット法を何かしら聞いたことがあり、”知っている”はずです。
でも、それを実際にやらないことには痩せないわけです。

料理本を何冊持っていたって、作らないことには上達しないのです。


”知っている”こととそれを”実行している"ことの間には雲泥の差があります。

 

ちなみに、自分のやっているときに自負があるときほど、
人から言われたことをまっすぐ受け止めることが難しくなったり
やっている”つもり”になってしまう傾向があるので要注意です。

 

”知っている”だけで満足するのであれば
たしかに研修に出る意味がわからなくなってしまうかもしれません。

今では、本やインターネット、YouTubeなど、気軽に学べる手段はたくさんあります。
わざわざ研修が行われている時間の予定を開けて、足を運んで、高い受講料を払うに至らない気持ちもわかります。

ですが、きっと研修を受けるのは知りたいだけではなく、
得た知識や技術を自分の仕事や生活、さらには人生に活かすためだと思うのです。

意識しているか、していないかは人それぞれだと思いますが
少なからずそういう気持ちがあるからこそ、研修を受講するものだと思うのです。


だからこそ、私は”知っている”ことを”実行している”か、という観点を大事にしています。

 

研修にどれだけの価値を見出すかは自分次第

 

”知っている”ことをちゃんと”実行”できているか?

 

ダイエットや料理などはわかりやすいですが、
意識や考え方、言葉や声色、表情や雰囲気、習慣や癖は自分では気付きにくいので少し厄介です。

 

だから研修の場を活用するのです。
どんな研修に参加しても、自分を振り返る機会になり得るのです。

 

きっかけはどうあれ、自分が参加する研修にどれだけの価値を見出すかはすべて自分次第です。

 

ただ単に知識だけを得に行くのか、
自分を振り返る場としても活用するのか、
さらにそれを実行して自分の人生に活かしていくのか。

すべては自分次第であり、自由です。

 

そう思ったら、どんな研修も少しはおもしろくなるのでは?なんて思います。