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実写版アラジン:夢は自分で叶える!という王女ジャスミンがかっこいい

こんばんは。

あんにんです。

 

今話題の実写版『アラジン』をついに観てきました!

小さい頃にアニメ版アラジンを観てから、アラジンの世界観や夢のある展開に心踊らせてきた、思い入れのある映画。

 

予告編では、ランプの魔神・ジーニー役を俳優のウィル・スミスさんが演じ、しかも”超青い”ということが話題になっていましたよね。

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

ついつい、この青いウィル・スミスみたさに映画館へ足を運んでしまったのですが、

実際の映画のなかでは、ウィルの青さにも勝る驚きのストーリー展開が待っていたのです!

 

 

王女ジャスミンが自立する姿は現代で奮闘する女性そのもの!

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出典: https://www.disney.co.jp/movie/aladdin.html

『アラジン』のストーリーについては、多くの方がご存知の通り、

主人公のアラジンが魔法のランプの精・ジーニーの力を借りながら敵を倒し、

めでたく王女様と結ばれるという、ファンタジー&サクセスストーリーとして描かれています。

 

しかし、この実写版『アラジン』では、

原作のアニメ映画とは大きく異なる展開に注目していただきたい!

この映画では、現代社会を象徴するかのような、

凛々しくたくましい王女ジャスミンの姿が描かれていました。

 

ヒーローの助けを待つ王女はもういない  

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出典:https://www.disney.co.jp/movie/aladdin/about.html

 

実写版アラジンでジャスミン役を務めるのは、ナオミ・スコットさん。

なんともエキゾチックで美しいお方です。

 

この映画の主役は、アラジンでもなく、青いウィル・スミスでもなく、

王女・ジャスミンではないかと思うほどの活躍ぶりでした。

ところどころで、原作アニメとは違った設定となっているのですが、

一番大きく変化しているのが、王女・ジャスミンという印象です。

 

映画のクライマックス、王女に最大の危機が訪れる局面でのこと。

アニメ版ではたしか「アラジーン!!」と王子様(じゃないけど)に助けを求め、

ある意味そのピンチを華麗に救って見せるからこその”主役”とも言えるのですが、

なんと実写版ジャスミンは、自ら立ち上がりこの局面を打破しようとします…!

 

もはやこれは映画『アラジン』というより、

映画『ジャスミンと言ってもいいほどの見事な奮闘ぶり!

思わず(かっこいい…!!)と口走りそうになるほどの勇ましい姿でした。

 

実写オリジナル曲『スピーチレス』に込められたディズニーのメッセージの変化

実写版『アラジン』では、 アニメ版にはないジャスミンのソロ曲「スピーチレス〜心の声〜」が歌われるシーンが二度出てきます。

胸の内に秘められた「自分の意思で生きていきたい」という想いが、力強く表現されている曲です。

 

ここ数年のディズニー映画の変化にはうすうす気が付いていました。

一大ブームを巻き起こした『アナと雪の女王』でも、

王子様不在のままプリンセスだけでピンチを切り抜けるという変化に驚いた人も多かったはず。

ついに、ディズニー映画に欠かせないはずの”王子様”という存在が消滅しました。

 

この実写版『アラジン』でも同じように、王女のピンチを打破するのは、

”王女自身”の強い意思だということ!

 

もう王子様という存在は絶滅危惧種となってしまったのかもしれません。

いや、王子様がいなくなったというよりも、

王女様が王子様を必要とする時代の終わりを象徴しているようにも思えます。

 

これは、現代社会で自分の強い意思と力で生き抜こうとする女性たちの姿と、

重なるの部分が多いのではないでしょうか。

ここぞというときこそ自分の足で立ち上がることが、

これからの時代に求められる女性のあり方なのかもしれませんね。

 

夢は自分で叶えよう

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出典:https://www.disney.co.jp/movie/aladdin/character/jasmine.html
 

魔神ジーニーが叶えてくれる3つの願い事の力も借りて、物語は終焉に向かいます。

ここで注目していただきたいのは、ジーニーが叶えた願い事のなかに、

ハッピーエンドにまつわることは1つもなかったということ。

 

<アラジンの3つの願い事まとめ>

  1. 王子様(風)になりたい →結局見抜かれる
  2. 海のなかからの脱出   →なかば強制的
  3. ジーニーを自由に    →感動的な男同士の約束

 

つまり、アラジンもジャスミンも、

もっとも叶えたかった願いは、自分の力で手に入れたのだということです。

 

この結末には、魔法は夢を見せてくれるものであっても、

結局、手に入れるかどうかは自分次第だよ!

というメッセージが込められているように感じました。

 

終わりに

この実写版アラジンをみて、

「白馬の王子様はどこ…」とか「もしも魔法のランプがあったら…」

と、ただ夢を見る時代は終わったのだなと悟りました。 

 

ランプの魔神ジーニーは自分のなかにいて、

願い事は、自分の情熱と挑戦で叶えていけよ!ということなのだと思います。

この映画に登場するジャスミン王女のように、強くたくましく生きていきたいものですね!

 

【映画情報】

アラジン

公開日:2019年6月7日

キャスト:アラジン(メナ・マスード)/ジャスミン(ナオミ・スコット)/ジーニー(ウィル・スミス)/ジャファー(マーワン・ケンザリ)

公式HP:https://www.disney.co.jp/movie/aladdin.html

 

 

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