【ゼロ秒思考】頭をシンプルに!メモ書きが脳トレになるやり方のコツ
こんにちは。
あんにんです。
今日は久しぶりの読書シリーズ!
今回紹介するのは、私の課題解決のために、先輩から教えてもらった本です。
思考のシンプル化からはじめよう!成果につながるメモの書き方
私の場合、日々の仕事を嵐のようにこなしていると、頭の中がぐちゃぐちゃになって途中でフリーズすることがあります。
パソコンでたくさんのアプリケーションを起動しているとき、グルグル考え中になって、フリーズしてしまう現象と一緒ですね。
う〜ん、Mac(マック)の気持ちがよくわかる!笑
混乱しているときはメモをとるといいよと先輩から教わったので、すぐに書き出すようにしたものの、あとから書き出したメモの内容をみて、なんだかよくわからずまたフリーズなんてことも…。
どうやったら日々の仕事を漏れなくスムーズにこなせるかと考えていたら、先輩にこの本を紹介してもらいました。
『ゼロ秒思考』で即断即決の思考力!
表紙に大きく0(ゼロ)と書かれたこの本は、2013年にダイヤモンド社から出版され、累計17万部を超えるベストセラーとなっているそうです。
著者の赤羽雄二(あかばねゆうじ)さんがマッキンゼーで14年間培った、思考を深めるための具体的な方法が紹介されています。
『ゼロ秒思考』というのは、文字通り、瞬時にこのフローを行うこと。
現状を認識
↓
課題を整理
↓
解決策の考案
↓
行動の意思決定
つまりこれができれば、迷う時間も思い悩む時間も「ゼロ」ということに!
これは理想的な状況ですよね。仕事ができる人というのは、判断のスピードが早いという共通点があるように思います。
瞬時に打開策をうち、次へ、次へと仕事を進めていく人はかっこいいですよね!
でも、どうしたらそれができるのか…
今回はその具体的な「やり方」について、実践したみた感想とともに綴ります。
思考をシンプルにする方法
この本で紹介されている内容も、とてもシンプル!
思考を整理しながら深めていく「メモ書き」のやり方のコツはたったこれだけ。
- A4用紙を横置きにする
- 1件につき1ページ
- 1ページに4〜6行
- 1行に20~30文字
- 1ページを1分以内
- 毎日10ページ
私の現状と比較してみると、メモの仕方に大きな改善ポイントがあることが分かりました。
1件1ページでシンプル化
なるほど、1件につき1ページ!
私は小さい付箋のなかに、いろんなことをごちゃ混ぜにして書いていたから、頭の中がまとまらなかったみたいです。(どうりで!笑)
実際にこのメモ書きをやってみた体感ですが、自分自身にインタビューしているような感覚です。
普段のメモは”○○をする”とか”△△を考える”とか、「事柄」しか書いていなかったのですが、1つのお題に対して自分がどう感じていて、その感触はどうなのか?と、感じていることをとにかく書き出すことで思考がまとまっていきます。
1分で思考のスピードアップ
このやり方のうち、特に1分で区切るというのがとても有効な気がします!
思考がフリーズするときは、たいていエンドレスに頭を巡らせるので、そのうち考えることから逃避するのだと思います。
考える時間を決めてしまえば、ちゃんと考えられているのか、そうでないのかの現状も明らかになっていきます。
仮になにもでてこないのであれば、なにも考えられていないということですよね。
そうしたら、次のお題としてなにが分からないのかを掘り下げていけばいいのです!
10ページという努力量
思考がフリーズする原因のひとつが、闇雲に考えようとするからな気がします。ゴールのないマラソンって、想像しただけでツライんですが、終わりなき思考の迷宮入りもなかなかしんどいですよね。
この本で紹介されているやり方のうち、目標値として10ページ、つまり10件について考えてみようというものがあります。
1日目は、10件という壁にぶつかりました。おそらく考えることからの逃避ですが。笑
実際には”なにを書いていいかがわからない”という状況だったのですが、本の中(第3章)の『タイトルの書き方』を参考に、自分の関心ごとをピックアップして実践してみます。
なるほど、こういうことでいいのか!ということがわかると、自分でもタイトルが浮かんでくるようになり、なにを考えるべきかも感触を掴んでくるように思います。
なので、まずは1日10個考えるということに挑戦してみると、だんだんと思考を巡らせる癖がつくようになっていきます。
メモ書きの効果
『ゼロ秒思考』をやり始めてから、自分がいま何に注目していて、どういう状況なのかがわかるようになってきました。
繰り返して思考を深める
毎日10件ともなると、続くかな?と心配になりますが、思いついたものが同じタイトルであるなら、それを考えるのもOKだそうです。
実際に1日目に書いたものと同じタイトルで5日後にも書いてみました。
基本的な考えの軸は似ているけれど、自分自身も変化しているからか、違う内容がでてくることもあります。
こうしてなんども繰り返し考えることで、より思考が深まっていくように感じます。
1分という時間感覚
1分という時間は長く感じますか?短く感じますか?
ラーメンを待つ1分間は私は長く感じるのですが、考える1分間というのは、あっという間に過ぎてしまいます。
正直、悩んでたらあっという間に過ぎてしまうので、短期集中で一気に思考を巡らせる訓練には、この1分間という時間はちょうどいいように感じます。
同じやり方で継続すること
一週間継続してみると、徐々に思考力がついてきたことを体感できるように思います。
そして、一番大事なポイントは『同じやり方で継続する』ということだと本の中でも述べられていますし、実際に私自身もそう感じています。
ついついやり方にフォーカスしてアレンジしたくなってしまうのですが、重要なのは続けていくこと。
毎日脳を鍛えるためには、とにかく考えるということの実践あるのみ!
頭の中をシンプルにして、即断即決で仕事ができるようにしていきたいです。