仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

【テレワークの課題】管理職vsサボリ魔vs普通社員の三つ巴!解決のキーは自己管理と意識改革

こんばんは。

あんにんです。

 

2020年のオリンピックまで1年をきって、

東京の至る所で続々と変化が起きています。

 

都市開発や交通網の整備が進み、街の様子も変わってきていますが、

もっとも身近で感じているのは、

働き方改革」の一端である『テレワーク』導入による労働環境の変化です。

 

昨今耳にする機会が増えたテレワーク。

すでに多くの職場で導入されているのでしょうか?

 

私の会社では、まさに今、本格導入に向けてパイロットを開始したところですが、

やはりいろいろと課題はつきもの。

 

今回は、社内での立場の違いによるそれぞれの視点をまとめて、

課題の解決策を考察してみました!

 

 

テレワークの本格導入に向けた現場の課題! 立場の違いから見る働く姿勢

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私の職場ではテレワークがプレ導入されてから、数ヶ月が経ちました。

 

ここ数年でよく耳にするようになった『テレワーク』とは、厚生労働省がかかげる働き方改革の一部ですが、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことをいいます。

 

2020年東京オリンピックでは、世界から一挙に人が集まり、東京の交通網の大混雑が想定されるため、それを緩和するために今からテレワークを推進する動きもあります。

 

私の職場でも、1年後にむかえるオリンピック前のテストで『テレワーク・デイズ2019』に参画していて、今後ますます導入が加速されていくことを肌で感じています。

teleworkdays.jp

  

プレ導入期間は”週に1回まで、自宅のみ"の条件つきで施工し、段階的にテレワークを浸透させてきました。

それが先月から条件が解除され、”回数制限等なし、職場から100km内の労働できる環境であれば可"と、自由度が増して本格導入に向けてのトライアルがはじまったのです!

 

しかし、導入後、協働していくなかでいろいろな課題も見えてきました!

 

テレワーク導入の課題とは?

テレワークが本格導入間近で、自由に働き方を選択できるようになったことは、とてもよろこばしいことです!!

身支度〜通勤にかかる朝の貴重な時間を自分の時間にできるのは、メンタル的にも身体的にもストレスがなくなり、非常にメリットが大きいと思っています。

  

ですが、テレワークの導入によって、多少なり職場に弊害が起きていることも事実です!

 

いま私の職場でなにが起きているかというと、なんと、テレワークを巡っての内部抗争が勃発しています。(ちょっと大げさかもしれませんが!笑)

なんと、そのせいであやうくテレワーク導入が消滅しかけたのでです…!

 

テレワーク推進派の私としてはいち大事!!!

ということで、いま何が問題になっていて、どういう課題をクリアする必要があるのかを紐解いていきたいと思います。

 

立場の違いから見るテレワーク 

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今回は、社内でいろいろ漏れ聞こえてきた話を総合して、

立ち位置を3つに分けてテレワークに対する視点の違いを書いていきます。

 

いま、私の職場では、

管理職 vs サボリ魔 vs 普通社員という3つの立場から、

テレワークを巡る働き方について、それぞれの主張が対立しています。

 

私は(自称)普通社員の立ち位置ですが、それぞれの言い分をできるだけ公平にまとめつつ、普通社員代表として考えを書きます。笑

 

①管理職の視点

管理職は、社員の労務管理をすることが仕事です。(いうまでもないですが。笑)

テレワーク導入に際して、私の職場に限った話ではなく「社員の労働状況の可視化」ができないという問題点があると言われています。

 

たしかに、顔を合わせる機会も減り、どんな様子なのかをうかがい知ることは難しいのだと思います。

物理的に距離が近ければ、なにかあったときにコミュニケーションも取りやすいですが、お互いがテレワークとなるとそうはいきません。

 

そんな懸念点を払拭しようと、あろうことか一部の管理職による「勤務態度(?)抜き打ちチェック」がはじまったのです…!

 

なぜこのような事態になっているのかと言えば、一部の社員が、テレワーク中になかなか連絡が取れず、予定していた仕事の期限も守らずに、どうなっているのか?!というタレコミがあったのだと言います。

 

こうした事案をきっかけに、勤務状況(態度)が見える化できていないことへの不安と疑念が大きくなったのでしょう。

 

 目が届かない=サボってる可能性がある

 

という点にばかり目がいき、”テレワーク中にサボっていない?”という監視が、水面下で行われるようになりました。(※一部のマネージャーのみですが。)

 

会社のパソコンにはチャットのアプリケーションがあり、

職務中はオフィスであろうと、テレワークであろうと、それを起動させておくのがルールなのですが、正直設定次第でいかようにでもなってしまうものです。

 

このアプリを使って、テレワーク中の社員にふいに連絡をして、

ちゃんと仕事してるか(PCの前にいるかぐらいしか分からないですが)をチェックしているというのです。

(直接仕事してる?とは、さすがに聞かれないみたいですが。笑)

 

まあ、これが大不評なのですが…。

 

②サボリ魔の視点

言葉が悪いですが(笑)

ことの発端はどこにでも一定数はいる、いろんな意味で目立つアウトローな方々です。

 

仕事の能力云々ではなく、明らかに労働意欲が低空飛行な感じが、誰から見てもわかります。

同じ社員の目でみても、社内にいるときに比べて、仕事量(スピード含め)は低下していると感じてしまうのです。

会社にいればできることが、テレワークでできなくなるというのは、

環境・設備の問題も一部あれど、一番大きく関係しているのは”自制心”だと思います。

 

人の目というのは、いい意味で自己管理を支えてくれて、怠け心の抑止力にもなると思うのです。

それがなくなったとき、今までと同じように振る舞えるかが問われていますね。

 

③普通社員の視点(主観込み)

かくいう私自身は、このポジションに属しています。(自己評価ですが。笑)

”普通”について細かく定義しませんが、問題視されず粛々とやることをやっている人、とイメージいただけたらと思います。

 

<管理職に言いたい!>

もともとは管理職vsサボリ魔の攻防戦だったと思われますが、われわれにも「性悪説」が波及しつつあります…!

 

「ちょっと待てーーーーえぃ!」と言いたいところですが、

たしかに、管理職の立場で今の状況を見たら、疑念をいだいてしまうのは仕方のないことかもしれません。

 

例えば、会社がなにか不祥事を起こしたとして、たった一人の社員が行った違反行為だったとしても、その会社自体の風土やあり方に疑念を持たれてしまうのは世の常です。

それが社内で起きているというだけのことなのでしょうけど、この監視行為に対しての反発意見も多くなっています。

 

そう、テレワークを活用して、いままでより効率的に働こうと試行錯誤している身からしたらいい気はしないですよね。

 

上司から監視チャットが飛んでくるのを我慢すればいい話かもしれませんが、クライアントさんとの電話中や、集中して書類作成などをしている時に、余計な気苦労が増えるのは非常に遺憾ですし、"タイムリーに応答できない=サボっている"なんて思われたら心外です!!

 

<サボリ魔に言いたい!> 

これは私自身も困った体験のひとつなのですが、

業務の都合上、”連絡をとりたいのに連絡がつかない!どこでなにしてんの?!”となって仕事に支障がでかけたこともありました。

 

気持ちは、痛いほどわかります…!

 「誰も見てないからちょっとくらいいいかな〜」とか、

 「ちょっと眠いからさぼっちゃおうかな〜」とか、

天使と悪魔の声で言うところの、悪魔の声(ズルしたくなる)の方に引っ張られそうになります。(※本当はどう過ごしているのかわからないのですが。)

 

それでも、仕事はあるし、クライアントさんも稼働しているので、私が仕事を止めるわけにはいかないという責任感や使命感(おおげさかもですが。笑)によって、集中力をつなぎとめています。

 

いい意味で、”人の視線は怠けの抑止力になる”ということは、

私自身も体感があるので、誰も見ていない状況下で自分を律することができるかが問われますよね。

 

でも、怠け心に負けて自由に振舞った結果、テレワークが悪とされれば、

私たちの自由な選択肢がなくなってしまう可能性だってあるのです…!!

 

いつもどおり頑張りましょう!!と、強く強くお伝えしたいです。

 

課題解決のためにできること

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テレワークの導入の目的が「働き方の自由を増やすこと」と「生産性の向上」であるように、今後は自由な選択ができる分、個人の生産性に注目されていくのだと思います。

そんななかで、これからの働き方に合わせて柔軟に変えていくべきことを考えてみました。

 

コミュニケーション 

物理的に働く場所が違うと、協働しているという意識がどうしても薄れてしまいます。

 

同じオフィスで顔をつき合わせて仕事をしてきたのと同じように、こまめにコミュニケーション(監視ではなく。笑)を取り合うことや、コミュニケーションツールを活用しながら、身近で一緒に働いている人がいるという意識を持つことが大切だと思います。

 

今まで以上に、一緒に働く相手との連携を意識して、つながりを保っていく努力が必要に感じています。

 

自己管理(自立と自律)

営業職のように「売上」というわかりやすい評価指標がある職種とは違い、定量化が難しい職種では”印象”が大きく影響しますよね。

 人に迷惑をかけていないか、

 期限通りに業務を行っているか、

 タスク漏れがないかなど、

いい意味で”目に止まらないこと”=”円滑に仕事が進む”ことが大切なのではないでしょうか。

 

このテレワークは、個人個人が「自立(他の人の力がなくてもやっていけること)」「自律(自分を律すること)」を身につけて自己管理能力を高めるための、よい機会なのかなと思います。

 

それでも、人の目がないとどうしても悪魔のささやきに負けてしまうというなら、

オンライン英会話のように、コミュニケーションの一環として、お互いの顔を見て仕事ができる環境を作るのもひとつの策かもしれませんね。

(私はできれば避けたいですが。笑)

 

意識改革

以前に、テレワークの体感についてもブログに書いているのですが、職場でどの立場であっても、仕事環境や社会情勢が変わるのであれば、それに合わせて柔軟に私たちの意識を改革すべきだなと思うのです。

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

 

新しいものを受け入れて、 私たちの意識を変えていくことで、より良い環境づくりが実現するのかなと、改めて感じるようになりました。

 

果たしてテレワークの本格導入は実現するのか?!

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今回のパイロットの結果次第で、テレワーク本格導入の明暗がわかれます。

私としては、なんとしてもテレワークのフル導入を成功させたいのです…!!

 

通勤に使う時間を、自分の趣味や、別のことに当てることができたり、

そしてなにより、満員電車の心理的・身体的ストレスから解放される!ということに、私は最上級の価値を感じています。

 

ですが、働き方の選択は増えましたが、それをうまく活かせる力をつけることも同時に必要なことだと思います。 

自由を求めるわりに、自己管理が下手な私ですが(笑)、

これを機に自制心を高めて、変化に柔軟に対応できるよう意識改革をしていきたいです。

 

 

お題「どうしても言いたい!」