仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?よりも"誰といく?"に注力すべき!

こんばんは。

あんにんです。

 

まだまだ雨の日が続きますが、

7月に入って夏の気配を感じるようになってきました。

 

海にプールにアイスにフェスなど、夏の風物詩はたくさんありますが、

やっぱり毎年意識してしまうのは”花火”ではないでしょうか。

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風情あり、高揚感あり、感動ありと、

映画やドラマに華を添えるシーンで用いられる機会も多いですよね。

 

2017年の夏には打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

というアニメ映画が上映されて、話題になりました。

 

自分が過ごす夏に照らしあわせ、

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?という問いは、頭の片隅に残ります。

これは単純にポジションの話をしているのではなく、

ひと夏を彩るシチュエーションを、いかにリアルに描けるかがキーになると思います。

 

みなさんだったら、儚く美しい打ち上げ花火を

どのようなシチュエーションで見ようと思いますか?

 

 

結局、花火とは”大切な人”と行けば下からだろうが、横からだろうが問題ない!!

冒頭からこんなことを言い出すと、映画タイトルが台無しですが、

内容は結局のところ「誰といくか!」という映画なのかな〜と思ったり。

 

その理由を、シミュレーションしながら紐解いてみます。

 

ケース1:下から見た場合

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※イメージです。

 

うん、絶妙な距離感が最高です…!

日常で同じ方向を一緒に見上げるシーンって、なかなか少ないですよね。

上を見ているはずなのに、確実に意識は真横にありますよね…。

ちょっともどかしい距離感と、あえて顔を見合わせない時間がなんとも言えません。

 

花火の明るさに照らし出されて、いつもと違った表情をちらっとみてみる…

そんな時間も最高にオツなものですね。

 

ケース2:横から見た場合

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※イメージです。

 

もはや目の前に花火が上がっていたとしても、背景でしかしないでしょう。

 

花火の音が大きくて声が届きにくいから、自然と距離も近くなっていくはずです。

打ち上げ花火の派手な演出によって、

いつもの距離感をグッと縮める口実ができますね。

 

結論

結局のところ、多少の距離感は違えど、

どちらも素晴らしいシチュエーションであることは言うまでもありません!!

ということは、花火の見方・見え方というよりも

隣にいるのは誰か?が重要だということですよね。

 

打ち上げ花火のどーん!!と響く音がビリビリ伝わってくると、

お互いの気持ちも自然と高揚していきます。

花火が打ち上がるほんのわずかな時間に、隣で肩を並べて感動を共有したり、

「もう少し…」とあと引く情緒を味わう時間になるでしょう。

 

花火がうち上がる、その瞬間の音と映像と夏の香り

五感すべてで感じ取って、記憶にも鮮明に残るに違いありません。

 

恋人なのか、家族なのか、友人なのかは人それぞれだと思いますが、

儚く貴重な瞬間を一緒に味わいたい!と思える人と過ごす特別な空間になりますね。

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』はどんな映画?

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出典:https://filmarks.com/movies/71392

 

冒頭から映画の内容を大きく外れてしまいましたが、

そろそろ中身にも触れてみたいと思います。 

 

この映画は、映像美と若い世代の感情を切り取る世界観に定評を持つ

岩井俊二監督の名作ドラマが元になっています。

非常に高い評価を得た1993年の原作ドラマに比べ、

アニメ映画では両極端な感想が飛び交っていましたが、

一定ファンのハートを鷲掴みにしているようですよ。

 

ストーリー

夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。「かけおち、しよ」なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。それを見ているだけで助けられなかった典道。「もしも、あのとき俺が…」なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。何度も繰り返される一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?花火があがるとき、恋の奇跡が起きる―

引用:https://filmarks.com/movies/71392/spoiler 

この映画のタイトルは、

ストーリーのなかでも描かれる、

少年たちの好奇心からくるたわいない会話が元になっています。

 

なぜか夏の映画に多い(?)タイムリープ映画ですが、

誰しも一度は経験しているであろう『もしも、あのとき…』という、

青春時代の心に刺さったトゲのようなものを取り除けるのか?が気になるところです。

 

映画のキャッチコピーは、

”繰り返す夏休みの1日、何度でも君に恋をする”

ですって!!!

(花火の位置とかどうでもよいのでは…?笑)

 

眩しいくらいのThe 青春…(遠い目)

こんな輝かしい夏を過ごせたら、最高の思い出になりますよね。

 

爆発的ヒットの主題歌『打上花火』

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?という

キャッチーなタイトルに負けず劣らず注目されているのが

主題歌の『打上花火』です。

 

この曲は、DAOKO(ダヲコ)さんと米津玄師(よねづけんし)さんが掛け合いながら

映画の世界観そのままに表しています。

  

2人のちょっぴり切ない声色と軽快なメロディが耳に残るこの曲は、

夏が近くに連れて耳にする機会が増えてきます。

 

パッと光って咲いた

花火を見てた

きっとまだ終わらない夏が

曖昧な心を溶かしてつないだ 

この夜が続いてほしかった

  作詞・作曲 米津玄師

 

サビの部分が特に印象的で、花火の一瞬の儚さに余韻が残るフレーズです。

 

そんなちょっぴりセンチメンタルな気持ちにさせてくれるこの曲とともに、

変わらない毎日に華を添えて、

ひと夏の思い出づくりをしてみるのもいいかもしれません。

 

まとめ 

結局のところ、打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?というタイトルは、

映画の冒頭シーンを切り取ったものであって、

本来のメッセージではないということですね。

 

人生を左右するような大事なシーンは、

花火がパッと光って咲くほんの一瞬の出来事だったりします。

「あの時、ああしておけば…」という後悔を残さないように、

毎日を大切に過ごしていきたいなと感じるストーリーでした。

 

たわいない日常でも、”誰と一緒にいるか”がとても大事です。

それが幻想的な花火のひとときともなれば、より特別なものになるはずです。

 

夏は始まったばかり。
この夏を誰と過ごすのか、今から計画しみてはいかがでしょうか。

 

 

<映画情報>『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

公開日:2017年8月18日(金)

主題歌:『打上花火』 DAOKO×米津玄師 (TOY’S FACTORY)