仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

【心を整える。】長谷部誠選手に学ぶ勝利を掴むメンタルコントロール

こんばんは。

あんにんです。

 

今夜はサッカー日本代表アジアカップ2019の初戦でした。

 

格下と言われるトルクメニスタン代表に先制を許す波乱の幕開けとなりましたが、ビハインドで迎えた後半で3得点し、初戦は見事勝利!

はらはらドキドキで、試合の内容だけ見れば思うところもありますが、やはり最後に勝利をつかむのは選手たちの日頃の努力の賜物なのだろうと思います。 

 

代表戦となるとついつい観てしまうのですが、真剣勝負が決するその瞬間はたまらない高揚感があります。

 

私がサッカーを観るきっかけになったのは、実はこの本の影響が大きいです。

www.gentosha.co.jp

 

著 者:長谷部 誠

発行年:2011年

出版社:幻冬社

 

プロスポーツの世界では、フィジカルを鍛えるのはもちろんのこと、最近ではメンタルコントロールについて話題に上がることも多いですよね。

発売当時もとても話題になり、この本を読んでから長谷部選手を介してサッカーやスポーツにも興味が湧くようになってきました。

 

日本サッカー界を支えた名キャプテン・長谷部誠

サッカー日本代表キャプテン・長谷部誠 選手。

ワールドカップでは2010年の南アフリカ大会からキャプテンとして日本代表をまとめ、2018年のFIFAワールドカップを最後に、惜しまれながらも代表を引退しました。

 

スポーツ選手といえば、持ち前の才能が開花したほんの一握りの逸材というイメージがありました。

ですが、長谷部選手は著書のなかで自身のことを、”これといった長所もなく、華麗な経歴もない"と語っています。

その中でも世界で活躍するまでに至った理由は『心を整える』ことだと書かれていたのがとても印象的に残りました。

 

この本を読んでから長谷部選手のプレースタイルをよく観るようになったのですが、ひとことで表すとTHE・安定感です。とても視野が広く、チームメンバーのことも対戦相手のこともよく見えていて、守りの要として大活躍をされていました。

その秘訣が、この本で語られている「心を整える」習慣にあるというのです。

 

心は強くするのではなく”整えるもの”

注目すべきは”整える”という部分。

心(メンタル)を”鍛える”とか”強くする”という表現の方が聞き慣れていますが、あえて”整える”と提唱しているところがとても興味深いです。

 

長谷部選手の言う、心を整える習慣には56項目があり、瞑想や概念的なことが多いのかと思いきや、かなり具体的な実践方法が書かれていました!

さすが、チームのキャプテンを務めていただけあり、自分だけではなく周囲との調和を図る秘訣も盛り込まれています。

 

指揮官や先輩、チームメンバーと向き合い、人の考えや行動から日々学びながら自分の糧にしている姿勢に、人としての深みが感じられます。

そうやって、自分を中心にまわりの状況を正確に捉えることを習慣にしていくのが、長谷部選手の持ち味なのかもしれません。きっとそれは、サッカーのプレースタイルにも通じているのだと思います。

 

究極のセルフコントロール!当たり前を習慣にする

特に私が一番実践したいと思っているのが「第6章:時間を支配する」です!

キャッチーなタイトルのわりに意外だったのは、特別な手法はひとつもないというところ。

質の良い睡眠をとることや遅刻はしないなど、当たり前だよねと思うことばかりですが、長谷部選手はそれを習慣として身につけているそうです。それが勝利を掴む秘訣なのでしょう!

そして、長谷部選手はミスチルMr.children)好きらしく、心を整える習慣の中のひとつにミスチルの音楽を聞くというものがあります。なんだかとても親近感が湧きますよね。

好きなものを大切にしながら、丁寧に毎日をいくことが、一流の習慣を作りになるのだと思います。

 

 できることから日々実践

この本を読んで感じたことは、サッカー選手だからできることではなく、こういった習慣を身につけるほどのプロ意識が、長谷部選手を一流にしたのだということ。

誰にでもできるはずなのに多くの人がやってこなかったこと、これを習慣にしているから、世界で活躍するスーパースターに成り上がったのだと思います。

こうしてみると、類まれな才能よりも、どんな状況でもできることをやり続けていくことが、勝利を掴む要因に違いないですね。

長谷部選手のサッカーへの姿勢や丁寧な生き方が、一社会人としてとても尊敬します。

 

私もできることをまず実践!

そして毎日を丁寧に生きて、長谷部選手のような一流の習慣を身につけていきたいと思います!