仕事とキャリアと私。

都内で働くOLです。日々仕事に燃えて、成長のために読書をしたり、キャリアアップのため研修を受講したりと奮闘中!自分にとって最適なワークライフバランスを模索しながら、光差す未来が訪れるような情報発信をしていきます。

仕事とプライバシーとSNS

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あんにんです。

今ではSNSの存在が当たり前の時代ですよね。
若者でなくても、誰でもひとつくらいはアカウントを持っているのではないでしょうか。
mixiで精一杯だった昔の私からするとかなり衝撃的な時代かもしれません。(笑)

私もInstagramTwitterFacebookなどで友達の近況を知ることも多いです。
Facebookは世代か、、?笑)

知っている人とも知らない人とも簡単に繋がることができるSNS
便利な一方で、トラブルになってしまうこともしばしばで、一長一短です。


実は先日、たまたま会社の後輩のInstagramを発見しました。

職場での印象と少し違ったので、ちょっとびっくりする反面、
逆に親近感を感じたりして面白かったのですが、なんだかちょっと複雑な気持ちでした。

彼女は私がInstagramのアカウントを見つけてしまったことをどう思うのだろうか?

 

そこで、仕事仲間のプライベートを知ることについて少し考えてみました。

 

 仕事仲間のプライベートは知るべき?

結論からいうと私はある程度は知っておいた方が良いと思っています。

もちろん、プライバシーは守られるべきです。
”プライバシー=他人に知られたくないこと”はきっと誰にでもあります。

ただ、たとえ上司と部下、仕事上の付き合いだとしても、
プライベートなことを話せるくらいの関係であることは大切だと思うのです。

 

そういうと、
「えーー!会社の人にプライベートとかは知られたくないー!!」
という人もいるとは思います。

私もどちらかというと知られたくないタイプです。
こうしてブログを書いていることを知っている人は多くありません。

確かに、他人には知られたくない趣味とか、仕事をする上で支障をきたすようなものまでオープンにする必要はありません。

 

でも、職場の人間関係も友達のように仲が良いことが理想だと思っています。
もちろん、上司も部下もお互いリスペクトがあることが前提ですけどね。

 

「この人だけには話せる」と思えるくらいの信頼関係が職場にもある方がいいに決まっていると思いませんか?

 

きっと仕事もより円滑に進められますし、だいたい人生の大半は仕事の仲間と過ごすのです。

シンプルに、挨拶や業務連絡だけしかしないような関係では楽しくないですし、雑談するくらいの関係があった方がコミュニケーションも取りやすいですしね。

 

今回、たまたま後輩のInstagramのアカウントを見つけましたが、
「見つけたよ〜!」なんて笑って話せるくらいがいいですよね!

 

 逆にプライベートを知らなかったら?

以前、後輩のAさんに元気がない時期がありました。

仕事で大きな失敗をしたわけでもないし、本人に聞いても大丈夫とのこと。

それでもやっぱり落ち込んでいる様子を見て心配していました。

時間の経過とともに元の元気を取り戻している様子に安心はしたものの、
仕事上で何か悩みがあるのだろうかと、ずっと気になっていました。

あとあと人づてに聞いたところによると、彼女に元気がなかったのは好きなアイドルのライブが中止になったのが原因でした。

 

・・・なるほど。

 

確かに仕事には関係ないし「大丈夫です」と言った彼女の気持ちもわかります。

ただ、もし普段のコミュニケーションの中で彼女がそのアイドルを好きなことを知っていれば、

(Aさん○○のライブ行くって言ってたなー、ショックで元気ないのかなー)

と察することができたかもしれないですし、
出勤した時に、Aさんの方から

「聞いてくださいよー!○○のライブが中止になってショックなんですーー」

なんて教えてくれたかも知れません。

そうすれば本当は関係ない仕事上の問題を考えることもなかっただろうし、
お互い気をつかいあって変な空気になることもなかったのではないでしょうか?


他愛もないことでも話せる関係の方が、仕事の面でもちょっとした質問や依頼などもしやすいので、業務の効率もよくなるはずです。
雑談から生まれるアイディアなんかもありますしね。

管理職としての「部下のマネジメント」という観点でも、結構重要だと思うのです。

 

 プライベートも知り合う関係を作るには?

仲が悪いよりは良い方がいいに決まっている、
プライベートも含めて話せる関係がいいとも思う、
でもそれがなかなか難しいのよね、、なんて人も多いのではないでしょうか。

一歩間違えばハラスメントになるかもしれませんしね。

変に根掘り葉掘り質問してしまうと、関係を悪くしてしまうことにもなってしまいます。

 

そこまでまだ関係ができていないな、という場合、まずすべきは「挨拶」からです!

まずはとにかく挨拶をします。
次に、挨拶に一言プラスします。

「おはよう!今日は一段と冷えるね!」

といった具合です。
そして徐々に雑談が増えていくといい感じです。

相手の反応を見ながら、掘ったり引いたり、うまいさじ加減で調整できるといいですね。

 

仕事とプライバシーとSNS

冒頭の話に戻りますが、
職場の後輩は、私がInstagramのアカウントを見つけてしまったことをどう思うのでしょうか?

関係性による、といってしまえばそれまでですが、
それで気まずくならないくらいの関係を普段から築いておきたいですよね。

SNS含め、仕事仲間のプライベートなことを知っておくことは仕事の面でも有利に働くことも多くあります。

社内の人間関係が良好であれば、仕事の効率アップにも繋がるし、職場や職場の仲間のことを好きになれば、きっと離職率の低下にも繋がります。

 

SNSは上手に活用すればとても強い武器になります。
プライバシーへの配慮は大切にしながらも、コミュニケーションツールとして上手に活用していくのがいいかもしれませんね。

 

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『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』を読んで

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こんばんは。
あんにんです。

2021年9月、遠藤和(のどか)さんという一人の女性が24歳という若さでその生涯を終えました。

メディアなどでも取り上げられていたので、ご存じの方も多いかもしれませんが、私はインスタグラムで和さんの存在を知っていました。

https://www.instagram.com/nodoka7491/?hl=ja

そんな和さんの命の日記。泣きました。

www.amazon.co.jp

 

あらすじ

この本は、和さんの闘病中の様子を小さなお子様のために記したものです。

和さんが亡くなる10日前まで、生と死を見つめて書き続けた日記。
それは、1才の娘と、夫に遺した「愛」の記録。
(引用:ママがもうこの世界にいなくても | 小学館


和さんは、21歳でステージⅣの大腸がんの宣告を受けます。
その後22歳で結婚、23歳で出産、24歳でその生涯を終えられました。

決して終わりに備えて出版を決めたわけではなく、
最後の最後まで、夫婦・家族で生きる道に向かっていらっしゃったようです。

日記には、その時々の素直な気持ちが綴られています。

一人の若い女性の強く生きた証です。

 

大腸の検査を受けたのは和さんのおかげ

先日、大腸内視鏡検査を受けました。

いままでだったら、たいしたことないと思って放っておくところでしたが、一応病院に行こうと思えたのは、和さんの存在を知っていたからだと思います。

和さんのことを知るまで、大腸の病気なんて自分にはまだまだ無関係だと思っていたのです。

会社の健診のオプションもまだつけられる年齢ではないですし、30代で大腸の病気ってあまり聞かないですよね。

でも、実際に21歳という若さで大腸がんになった人がいるという事実。

症状的には検査を受ける必要はなかったのですが、やっぱり心のどこかで少し心配だったので検査をしてもらうことにしました。

おかげさまで小さなポリープが見つかって切除してもらうことができました。

30代でポリープなんてあまり聞かないけれど、お医者さんによると体質的に出来やすい人もいるんだとか。
そういう人は数年に1度は検査をしておいた方が良いとのこと。

症状がない病気なので、検査をして初めて気づくことも多いようなので、検査を受けようと思わせてくれた和さんに感謝です。

 

前を向いて生きること

命に日記を読んで、今、元気に生活できていることが本当にありがたいことだとあらためて思いました。

こういう本を読むと、
自分はこんなに恵まれているんだから一生懸命生きないと
と、自分の生き様を考えさせられます。

それに、そう思うことが正解のような気もします。

ですが、申し訳ないような気もしますが、それをモチベーションに人生を全うできるほど、まだ人間できていません。

きっと、すぐに抱いた思いは忘れてしまい、いつもの日常に戻ってしまうでしょう。

それでも、和さんの苦しくも前を向いて頑張る姿を覗き見させていただいた体験は、心の奥底で眠っていたとしても、しかるべき時に大事なことを思い出させてくれるのだろうと思います。

和さん、ご家族の皆様、ありがとうございます。

こんなご時世、日々充実するには?あらためて考えるセルフマネジメントのこと。

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世の中ではまた、まん延防止措置が実施される地域が出てきました。

リモートワークや外出自粛中の家での過ごし方にはすっかり慣れっこになっている人も多いと思いますが、今一度、こんな日々をより充実させていくにはどうしたらいいか考えてみました。


結論!


「セルフマネジメント」がやっぱり大事!


自己管理をすること、自分を律することがやっぱり大事だと思うのです。

 

セルフマネジメントがやっぱり大事

人と接することをできるだけ避けるようにする世の中です。

会社に出勤しない人も増えてきていますし、今まで以上に一人の時間が増えている人は多いはず。

 

こんなご時世ですから、体調管理はもちろん大事です。

それに加えて、大事なのが「時間」「メンタル」の管理です。

 

この2つのセルフマネジメントが大事だということを、私はメンターの先輩に教わりました。

仕事ができる人は「時間」と「メンタル」両方をしっかり管理できていて、逆に思うような結果が出ないということは、この2つの管理ができていないんだとか。

そして仕事ができるということは、プライベートも充実させられるということです。

 

①自分で自分の時間を管理する (タイムマネジメント

時は金なり。Time is Money。時間は大事です。

お休みの日になんとなくダラダラしていたらもう夕方・・・気づけば一日終わっていた。
なんてことは誰もが通る道。(のはず!笑)

時間を管理するには、予定を決めてしまうのが吉です!

 

唐突ですが、みなさんは「パーキンソンの法則」というものを聞いたことはありますか?

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

というのがパーキンソンの法則の第一の法則です。

 

”1週間で終わる仕事”を1週間という期日で依頼しても、
1ヶ月という期日で依頼しても、クオリティはほとんど変わらないということです。

・・・なんとなくわかるような気がしますよね。

 

例えば、休日の家事なんかにしてもそうです。

誰かと約束があったり、何かしら予定が決まっているときは、
ちゃんとした時間に起きて、その予定までにパパッと家事を済ませちゃったりします。

でも特に予定がないと、YouTubeNetflixを見るなどしながら片手間に家事に取り組んで、なんとなくダラダラと時間がかかってしまいます。

 

「時間管理は出来事管理」なんていうこともASKアカデミーのYouTubeで学びましたが、予定を決めて時間を有効に使うことが日々を充実させることに繋がります。
(参考:https://youtu.be/rcNEpGNGkxI

 

そして自分の時間管理は自分でするしかないのです。

 

出勤時間や人との約束など、ある意味強制的な予定があればわかりやすいですが、自分一人の時間は完全に自分次第です。

家事にしても仕事にしても、1時間で終わることを1時間で終わらせれば、浮いた時間を有効活用できるのです。

休日くらいダラダラと!というポリシーがあればもちろんそれでよいのですが、
心のどこかで「あれもしないとなー、これもしないとなー」と罪悪感を感じながら過ごしているのであれば、しっかり時間管理をして、やるべきことをパッと終わらせて達成感や充実感を感じながら思いっきりダラダラした方がきっといいに違いない!

 

時間管理ができれば、日々も充実!仕事も充実!

結構最強の武器かもしれません。(笑)

 

②自分で自分のメンタルを管理する(メンタルマネジメント)

2つ目はメンタルマネジメントです。

 

例えば、運動をするのかしないのか。

ジムに行っていた時は運動していたのに、ジムに行かなくなったら運動の機会がなくなったという友達がいますが、運動しなくなったのは果たしてジムのせいなのでしょうか?

このご時世、ジムに行くのを控えたい気持ちはわかりますが、
ジムに行かなくたって、家でも運動はできるし、やり方がわからないならYouTubeを開けばいくらでも方法は出てきます。しかも動画でわかりやすい!

運動しなくなっちゃったんだよねーなんて言っている暇があったらスクワットを10回でも20回でもできるはずです。本当は。笑

それでも運動の機会がなくなった、という友達に大事なのはメンタルの管理なのです。

モチベーションと言ってもいいかもしれません。

 

そしてメンタル管理は、1つめの時間管理にも繋がります。
というか時間管理をするためにもメンタル管理が必要です。

そもそも時間管理をちゃんとしようというメンタル(モチベーションや意識の高さ)があるから行動するわけで。

頭ではわかっていることを実際に行動するには、やはりメンタルが大事です。

自分のメンタルを自分で管理できれば、きっとなんだってできる!
これまた最強ですね!(笑)

 

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ただこのメンタル管理、ちょっぴり難しいような気も。

そんなときは、先に予定を細かく決めてしまえばいいのです。
できれば他の人との約束つきで!

 

例えば、またもや運動の話。

もちろん自分で自分のメンタルを管理できるなら、YouTubeでも何でもみながら一人で家でトレーニングでもすればいいわけですが、なかなかできないものですよね。

 

だったら予約をしてしまうのです!

 

ジムにこだわらずとも、今は調べればオンラインでのイベントも多くありますし、比較的安価なものも多くあります。


【土曜日の14時から】【オンラインのヨガレッスン】を予約してしまえば、その時間は運動をする時間として確保されます。
おまけに、ヨガができるスペースを作るべく掃除もついてきます。しかもきっと画面に映ってもいいくらいには美しくしたくなるはず。
さらに、実際に体を動かしてスッキリしたり、他の参加者の方の様子を見たりすることで、モチベーションもアップ!

そうして、1日の予定を細かく決めてしまうのです。
決める予定は、ヨガのようなイベントだけではありません。

 

掃除の時間、
洗濯をする時間・干す時間、
お風呂の時間、
携帯をいじる時間、
ご飯を作る時間・食べる時間、
ヨガの時間、
趣味の時間、
合間の休憩時間、
家計簿をつける時間、
ダラダラする時間
 ・
 ・
 ・

 

まずは事細かに予定を決めてみると時間も生まれますし、時間通りに事が進むと気持ちも上がって楽しくなってきます。

自分でメンタル管理が難しい場合は、約束の力を借りればいいのです。

 

セルフマネジメントのその先は?

最後に、

そもそも日々充実って何?日々を充実させてどうするの?

なんてちょっとひねくれたことを言ってみたりして。(笑)


日々を充実させるためには、セルフマネジメントが大事です。

でも、もっと大事なのは、どうして日々を充実させたいのか、どういう状態を充実というのか明確にしておくことだと思います。
(これだけ語っておいて何を言うか・・笑)

 

目指すゴールがあるからこそ、人はそこに向かって頑張ります。
逆に、ゴールがわからなければ、モチベーションが上がらないのも当然です。

なんとなくダラダラしていることに罪悪感を抱くのは、本当はこうした方がいい、こうしている自分でありたいというものがあるからだと思います。

ただ、それが明確になっていなかったり、言語化できていなかったりするだけなのです。

 

セルフマネジメントを身につけたその先に、どんな充実を自分は求めているのか。
それを書き出してみることからセルフマネジメントははじまるのかもしれません。


なんとなく日々を過ごしていても、過ぎた時間を取り戻すことはできません。

人生を無駄遣いすることなく、自分で想い描いた充実した日々を送っていきたいですね。

 

劇団四季の「アナ雪」を見て思う「ありのまま」でいられる社会

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こんばんは。
あんにんです。

先日、劇団四季の「アナと雪の女王」を観劇してきました!

社会現象を巻き起こした、あのディズニーの長編アニメーション映画『アナと雪の女王』の劇団四季バージョンです。

「ありのままで」という言葉は、2014年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれています。

日本中が『レリゴー』の歌声で溢れていたのが懐かしいですね。

 

そんな『アナと雪の女王』の劇団四季の舞台を観てきたので、今回はそのご紹介です。

観劇後、映画でアナの声優を務められた神田沙也加さんの悲しいニュースがありました。
劇団四季とは関係ありませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

※一部ネタバレを含みますのでご了承ください。

 

劇団四季は一味違う

 

凍った心をとかす真実の愛とは――

望まない魔法の力をもった姉と、

その姉を慕う妹の冒険が始まる。

(引用・あらすじ詳細:ストーリー Story|『アナと雪の女王』作品紹介|劇団四季

 

感動。

号泣。

 

ライブだからこその感動なのか・・・

アニメで見た時にはここまでは感動はしなかったと記憶しているのですが、とにかくアナとエルサの絆に涙しました!

 

劇団四季のページを見てみるとこのような記述がありました。

 

対照的な性格の二人の姉妹の絆をよりていねいに描くことで、物語をさらに深みのある人間ドラマへと深化させています。

エルサが葛藤をうたいあげるビッグナンバー「Monster」を追加することで、自分という存在への問いと、自己を肯定するメッセージをより鮮明に伝えているのです。

(引用:ミュージカル『アナと雪の女王』作品紹介 | 劇団四季【公式サイト】

 

代表曲『ありのままで』(レット・イット・ゴー)もディズニー映画の日本語版と歌詞も異なり、よりエルサの想いが力強く描かれています。

 

なるほど。
まんまとやられました。

すべては仕組まれたことでした。(笑)

 

「ありのまま」を望む姉

 

自身の能力をうまくコントロールできないエルサは、山に逃げ出します。
それは、感情によって暴走してしまう魔法で周りの人に攻撃してしまうから。

魔法だから特別に見えますが
日常のなかでもあるあるなことだと思います。

ちょっとしたことでイライラして人にあたってしまったり、
想いあふれるあまりにバトルが勃発してしまったり。

アンガーマネジメントなんて言いますが、自分を上手に表現できずに苦しんでいる人は結構多いのではないかと思うのです。

そんな自分を解放できる場所をエルサは見つけたのです。

 

そこでエルサが歌い上げる『ありのままで』(レット・イット・ゴー)は圧巻中の圧巻です!

ただただ感動するばかりで、自然と涙が溢れます。

 

魔法は本来、決して悪い能力ではないのです。

生まれ持った才能を開花させることができたとき、
望んでいることに正直に自分を表現したときに、
こんなにも満ち足りるのだと教えてくれた気がします。

 

諦めない妹が起こす奇跡

 

人里離れたところで自分を解放することができた姉エルサ。
でも、アナは姉を連れて帰ることを諦めませんでした。
ただ一人、姉エルサを信じ続けたのです。

 

いくら拒否をされても、いくら止められても。

 

そんなアナの想いが届き、諦めない行動が人を動かし、
いろいろな苦難を奇跡的に乗り越えた結果、
みんなが幸せになる結果になるのです。

 

アナの諦めない心なくしては成り立たない物語です。

 

もしかしたら、エルサは山の中にいる方が楽だったかもしれません。
誰にも気をつかうことなく、魔法の力を存分に発揮できるのですから。

現代社会でも、家の中に引きこもったり、ネットの中に居場所を見出す方もいらっしゃいます。

決して一人でいる選択を否定するつもりはありませんし、きっとその方がいい場合もあるかと思います。

ただエルサの場合は、アナに引っ張りだしてもらったおかげで、世界が広がり、より幸せな結果を手に入れたと思います。

 

誰かを信じること、また誰かに信じてもらえること。

諦めないこと、その気持ちに正直に動くこと。

 

・・・尊いですね。

 

「ありのまま」を受け入れる社会

 

「多様性」なんて言葉が重要視されていますが、とはいえなかなか受け入れられないこともあるのが現状ではないでしょうか?

いまだに面接はスーツだし、派手髪派手ネイルはアウトだし、
組織の中ではやっぱり昔ながらの考え方が大事にされます。

 

エルサが『ありのままで』を歌い上げたあの瞬間、
こんなにも感動したのは、やはりどこか自分の中にも「ありのまま」でいたいという想いがあるからなのだと思います。

もちろん、歌唱力やオーケストラが圧巻すぎて、ストーリーがなくとも感動するレベルですが、それでもやっぱりストーリーに共感した部分が大きかったと思います。

エルサがアレンデールで歓迎されたように、
「ありのまま」を受け入れられる社会になったらいいなと思います。

だからまずは自分が「ありのまま」に生きる勇気と、
人の「ありのまま」を受け入れられる自分のでっかい器を手に入れるべく
日々修行ですね。(笑)

 

アニメの時にはここまで深く考えたりしませんでした。

劇団四季の舞台ならではの感動を味わえて大満足です。

 

「徹底的に黙って傾聴しろ」といわれた管理職のコミュニケーションとは?

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以前、管理職昇格のためのトレーニングを受けました。

といっても、 私の会社では大手企業のように昇進試験があるわけでもなく、上司とのOJTのなかで進められていくのですが、それでもなかなかに鍛えられるトレーニングです。

直属の上司とも長い付き合いで、ざっくばらんに話しつつも部下をもつための「聞き役」というポジションを任されたのですが、悪戦苦闘中。

聞けばいいんでしょ?
簡単じゃん!

と思ったあなた!

どうやらそれは違うようなのです! 

  

「傾聴する」ための3つの約束

私のポジションで今任された最大にして最強のタスクは「傾聴する」ということ。
メンバーの意見を正確に、たくさん収集して、マネージャーに伝えるという役割です。

この役割について、現マネージャーから3つの約束ごとが課されました。

 

①自分のことは話さない

②正確に聞く

③深掘りする

 

思いのまま話していたこれまでと違い「だまる」というスキルが必要になってきます。

私に課せられた役割は「聴くこと」であって、話していいのは以下の3つだと…!

 

*感嘆詞: 「おぉ!」「えぇ〜!」「いいね〜!」「そうなんだ〜!」

*形容詞: 「すごい!」「すてき!」

*質問: 「なぜ?」「それから?」

 

どこかで見たことある…と思ったらひな壇芸人ってこんな感じでは?!

自分が主役の話はせず、周りの話を引き立てることに徹しています。

 

傾聴力とは「だまる技術だ!」

学術的には違うかもしれませんが、現マネージャーから特に重要だと言われたのはこれです。

コミュニケーションスキルをあげる際、「うまく話すこと」を重要視してしまいがちですが、最初の一歩は「聴くこと」だと強く言われました。

 

会社で見る光景 のひとつとして

「昔の時代は…」
「僕が若い頃は…」

などと、昔の武勇伝語りをしてしまう人が少なくないですが、これは『管理職』というポジションが生んだ責任感がおかしな方向へ向いたのだ、と先輩はせつなげに言います。

 

特に、自分よりも社歴の若い後輩たちを相手にすることで、どうしてもアドバイス調になってしまいがちなことは、私にも身に覚えがあります。

例えば、「会社の人とコミュニケーションが取りづらい」という後輩がいたとしたら、
「周りの人から攻めたら?」などと、おせっかい心から親切のつもりで解決策を言おうとしてしまいがちです。

 

でも、聞き役の私の役目は情報を聞き切ることなので、アドバイスは絶対しません。

その理由は2つ。

 

*意見を押し付けてしまうリスクがある

自分よりも経験値のある先輩からアドバイスをもらうと、それが正解だと思ってしまいませんか?

もちろん、疑問を持つことはあるかもしれませんが、自分の中に解決策を見出していない状態では、そのまま受け止めてしまうことが多いように思います。

自信がないとなおさらです。

もし仮に、自分の中でなんとなく思っていたこと・考えていたことがあったとしても、アドバイスをしてしまうことで、その思い・考えは外に出てこなくなってしまうのです。

 

*悩みの種を奪ってしまう

人は考え、行動し、結果を得ることで成長します。

あっさりアドバイスをしてしまうと、悩み、考える機会を奪ってしまうことになりかねません。

 

やってはいけない失敗・やる必要のない失敗に向かっている場合は、事前にアドバイスをすることも必要ですが、緊急事態でないとき・余裕があるときには、成長の機会を奪ってしまわないよう注意が必要です。

 

ただ、思ってしまうんですよ。

あーすればいいのに、こうすればいいのに、と自分の経験値からくる解決策が頭にいくつも浮かびます。

 

可愛い子には旅をさせよ、なんて言いますが、こちらも鬼ではありません。
いくらだまっていろ、と言われても、やっぱり必要なアドバイスはしたいと思うものです。

 

だまっているだけでは傾聴にはならない

「だまる」スキルは必要ですが、ただだまっているだけでは意味がありません。

それなら独り言でもいいですし、なんならSiriに話しかけた方が面白回答もあって有意義かもしれません。

 

私が現マネージャーに課された約束は

①自分のことは話さない
②正確に聞く
③深掘りする

の3つです。

 

だまっているだけではなく、正確に聞き取り、相手が自ら考えることができるよう「深堀りする」のです。

 

そのときに活躍するのが
「なぜ?」「それから?」
という質問です。

 

みなさんも誰かに質問をされたり、話を引き出してもらったりする中で、自分でも気付いていなかった思いに気付いたり、なんとなく思っていたことが整理されたりした経験はきっとあると思います。

 

それもまた傾聴力なのです。

 

質問などにより深堀をするときには、それまでの話を正確に聞いておく必要があります。
正しく聞いていなかったら、とんちんかんな投げかけをしてしまいかねません。

だまって聞いたあとの対応こそ、先輩としての本領発揮です!

 

経験値が豊富な人ほど「だまる」に徹することが大切

以上のように、「傾聴力」を身につけることが管理としてのコミュニケーションの第一歩です。

 

①自分のことは話さない
②正確に聞く
③深掘りする

 

この全てが大切ですが、とにかくまずは「自分のことは話さない=だまる」ことからはじまります。

ただ、経験豊富な人ほど、この「だまる」ということが案外難しいのかもしれません。

だって、経験値があるがゆえに、すぐにその問題に対する課題や解決策が見えるのですから。

 

でも、安易にアドバイスをすることが必ずしも良い方法とは限りません。

だから、経験値が豊富な人ほど、とにかく「だまる」に徹するのです!

 

私もいろんな思いが錯綜しながら、「だまる」に徹することを意識しながら日々修行中です。
きっとこの「だまる技術」を身につければさらに成長した自分に出会えると思うとワクワクします。

 

これから管理職になるみなさん、一緒にがんばりましょう。

 

【ASKアカデミー】ショートセミナーで自分の原則を振り返る。

こんばんは。

あんにんです。

 

先日、ASKアカデミー・ジャパン株式会社(以下、「ASKアカデミー」)が開催するショートセミナーという研修を受講してきました。

 

ASKアカデミーのASKベーシックコースについては、私の人生観・仕事観に大きく影響を与えた研修として、今まで度々記事にしてきました。

 

そのASKベーシックコースをちらっと体験できるのがショートセミナーです。

 

今回も学び満載でしたので、今日はその感想について書きたいと思います。

 

ショートセミナーとは?

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ASKアカデミーの研修は期間が長いものが多く、基本となるASKベーシックコースは3日間、SEEKブレイクスルーコースは4日間、KNOCKリーダーシップコースに至っては、3ヶ月かけて実施されます。

 

私がASKベーシックコースを受講したのは2018年のことですが、それから私の人生は間違いなく好転し、私の人生において、ASKアカデミーでの体験はなくてはならない存在となっています。

 

 <ASKベーシックの受講体験はこちら↓>

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

 

そんなASKアカデミーの研修をちょっぴり味見できるのがショートセミナーです。

 

約1時間半のセミナーで、参加費はなんと1,100円(税込)。※2021年10月時点
こんなにお手軽に受講できるASKアカデミーの研修はなかなかありません!(笑)

 

ショートセミナーは、KNOCKリーダーシップコースの受講生が企画されているようで、開催は不定期、テーマもその時の企画によるようです。

 

ASKアカデミーの研修を”お手軽”に体験できるので、受講したことがある人にも、受講を迷っている人にも、とってもおすすめです!

※内容は決して”お手軽”ではありませんのでご安心を!(笑)


<直近の案内はこちら↓>

 

ショートセミナーでの学び

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ショートセミナーに参加してまず思ったのは、

 

講師の松田友一さんの肌がきれいすぎる!!

 

というのは冗談ですが(でも本当に思ったのですが)

そういうところにも明確である人の凄さを垣間見た気がします。

 

経歴から察するにきっとそれなりのお歳のはずだと思うのですが、お肌のツヤはもしかしたら負けているかもしれません。



それはさておき!

 

参加してみての感想は、「ベーシックの再来!」でした。

 

実は、ショートセミナーの内容はYouTubeニコニコ動画で一部見ることができます。

なので、私は定期的に振り返るときなどに、よく活用しています。(それこそ”お手軽”!)

 

ms-diamonds-sea.hatenablog.com

 

ですが、やっぱり動画で見るのと実際に体験するのでは大きな差がありました。





何より臨場感が違う!



ASKベーシックコースを受講したときの感覚が全身から蘇ってくるようでした。



今回特にハッとしたのが、「自分の原則とは?」ということです。

 

自分はどうしてそれを選択したのか、どうしてそのように考えるのか、全ての根源は「自分の原則」にあるのです。

 

私がどんな目標を持っているのか。

なんでその目標を達成したいのか。

私はどんな人になりたいのか。

 

私はベーシックコースを受講した後、そうした、自身が今成り立っている、根本的な理由や価値観について考えるようになって、それが「自分の原則」になっていきました。



なんだかうまくいかない、自分の選択に迷いがあるというとき。

それは「自分の原則」の定義が自分の中であいまいになっている、もしくは他の理由で自分の行動が「自分の原則」からずれているから起きているのだ、と理解できました。

 

自分の目標は明確であるか?自分の行動は源は何なのか?

 

「今」の自分を、自分の求めているものを、自分の原則を、振り返る時間となりました。

 

体験にまさる学びはない

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ASKベーシックコースを受講してからというもの、目標達成に向けて日々努力をしながら、ときには振り返りの時間も大切にしています。

 

自分なりには頑張っていても、やっぱり研修に参加するからこそ気付けることがあります。



ASKベーシックコースで学べる知識や体験は、良くも悪くも「そこに参加しないとわからない」「他の本や体験談では聞いたことがない」というようなものではなく、普遍的なものだと感じています。

なので、研修で講師の方が話されることを文字に起こすと、もしかしたらすでに親や先輩、何かの本で見てすでに知っていることや、その場で理解できることが多いかもしれません。




しかし、内容を知っているから、とあくまで情報として、軽く処理してしまうのはあまりにもったいないと思います。

 

実際にその場で体験するからこそ、直接自分を含めた受講生に対して発される言葉を聞いて、ハッとさせられることもあるし、他人事ではなく自分事として理解できるし、自分に必要なことが見えてきたりもするし、といったプラスアルファの経験もできます。



そんなことを改めて感じたショートセミナーでした。



ショートセミナーの内容が気になる方、未体験の方は、まずはホームページをご覧の上、実際に会場に参加して体験してみてください!

きっと、「今」の自分に必要な気付きを得られると思います。

 

ASKベーシックコースは少し高い、日程を確保できない、という方が試しに受講されることもとてもオススメです。



私はショートセミナーで学んだことを、日頃の仕事などでも実践して、自分で決めた理想に向かって邁進していきます!



これからの時代の仕事とライフスタイルの変化を希望から予想してみる。

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新型コロナウイルスの影響を受けて、私達の生活も働き方も激変してきました。これまでも導入を推進されてきたテレワークに二の足を踏んでいた企業も、緊急事態宣言を受けて導入に踏み切ったところも多いように思います。

 

テレワークという新たな価値観に不安や懸念を抱いていた人も、「職場にいかなくても出来ることは多い」ことを知るいい機会だったかもしれません。

全国的に緊急事態宣言が解除されてからも、原則テレワークを継続する企業も多いのではないでしょうか。少なくとも私の身の回りでは、テレワークを継続する会社が多く、オフィス縮小化の動きをするところも増えてきたと聞きます。

 

予期せぬ変化によって、これからの時代の仕事や選びやライフスタイルがどう変わっていくかを予想してみました。希望的観測ですが、私個人の未来への期待が多分に含まれています!笑

 

仕事選びの新たな基準 

奇しくも、新種のウイルス感染の拡大によって働き方改革が加速度的に進んだわけですが、この流れは社会に浸透するまで進んでいきそうな予感がします。テレワークが可能な職種に限ってですが、社会の新常識として浸透していくと、これからの仕事選びの基準にも影響がありそうです。

 

 

従来の働き方は、「生活エリアと就職エリアは往来できる範囲内」であることが大前提だったので、働く場所と住む場所は常にセットで考える必要がありました。

私の場合、もとより通勤時間がストレスの元だったので「片道30分圏内」であること、仕事を選ぶ基準でしたし、職場が選びやすい場所に住むという選択をしていました。

 

ですが、もし今後「働く場所=自宅メイン」となるならば、職場と家の距離を加味せずに、仕事を選べる時代が来るかもしれません。

 

私はいま都内勤務&在住ですが、今勤めている会社は今後オフィスを3分の1に縮小することが決まっています。よほどのことがない限りは自宅が職場となっていく流れが見えているので、近い将来、仕事を変えずに沖縄へ移住なんてことも可能になるのではないでしょうか。

 

いわば、日本全国フリーアドレス

(さすがに時差があるとコミュニケーションが大変だと思うので国内限定で。笑)

 

好きな場所に住み、やりたい仕事ができる未来って最高すぎませんか?

都会には疲れたけど今の仕事を続けたり、慣れ親しんだ地元にいながら勢いのある地方都市のベンチャーに挑戦したり、通勤という概念がなくなれば、幅広い選択が可能になるかもしれませんね。

 

家=職場で「部屋選びの基準」も変わる?

みなさんの「住む家」の選ぶ基準はどのようなものですか?

 

週5日は会社に出社することを前提にしていたため、「駅から徒歩5分」「都心へのアクセスのいい沿線沿い」などが優先度高く設定されていた方も多いのではないでしょうか?

今後、テレワークが定常化すると、家を選ぶ際の条件や優先度も大きく変化がありそうです。

 

私は今年の秋に引越しを予定しているのですが、自分自身も家選びの基準が大きく変わってきたことを自覚しています。

家賃の予算以内で家を選ぶなら、以前と比べるとこんな変化がありました。

 

【テレワーク導入前】

  1. 通勤のしやすさ(駅から徒歩10分以内、3路線以上は通っている駅周辺)
  2. コンビニが近い
  3. 宅配ボックス

 

【テレワーク導入後(現在)】

  1. スーパーやドラッグストアが近い
  2. 間取り・広さ
  3. 防音

 

以前は、「仕事から帰って寝るだけ」だった自宅は、職場への往来の拠点として選んでいたことに気が付きます。ですが、今後は「住まい=職場」となってくると、生活環境の快適さ重視にシフトしてきました。

 

いまでも週に1回しか駅にいかないので、駅チカ物件を選んで家賃が上がるくらいなら、駅から遠いけど広い部屋の方を選びます。迷わずに!!

 

まとめ

今後はまずます場所や時間の自由度が増して、職場と住まいの場所に縛られずに生活出来るようになるのも、そう遠い未来ではないかもしれません。日本全国どこでも仕事ができるようになったら、人生設計ももっと自由に描けるようになりそうです。

仕事も生活スタイルも、自分で自由にデザインして、理想の生き方を突き詰めていきたいですよね。

 

変革期で大変なことも多いですが、新状態が定着した後は、もっと自由にいきられる時代が来ることが楽しみです。