【グレイテスト・ショーマン】もうひとつの『This Is Me』
こんばんは。
あんにんです。
私はYouTubeで音楽動画を観るのが好きなのですが、基本的に家以外では見ないようにしています。
なぜかというと、、、”気づくと熱唱しているから”です。(笑)
読書中やPC作業などをするとき、お気に入りの動画をひたすらリピートしているのですが、途中からカラオケさながらに熱唱してしまいます。
今日も紹介したいYouTubeの動画があるので、このブログを書き始めたのですが、やっぱりノリノリで歌ってしまい、気づいたら1時間以上経過していました…。(笑)
私の最近のお気に入り熱唱曲は、心揺さぶる魂の歌とテンションMAXのコーラスが魅力のミュージカル挿入歌『This Is Me』の番外編。
本編とは違った熱をおびた感動動画です!
不安な表情から会場全体が一体となる大合唱へ!感動を呼ぶ人の変化
私が毎日熱唱してしまうお気に入り動画はこちらです。
2018年の大ヒット映画「グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman)」のビハインドストーリー。
映画製作がはじまる前、映画のキーマンでもあるキアラ・セトルが、初めて生歌を披露するというワークショップのシーンをたまたま撮影していたものなのだとか。
「グレイテスト・ショーマン」の映画を観てから『This Is Me』という挿入歌のファンになったのですが、映画が始まるよりも前に感動の一幕がありました。
映画「グレイテスト・ショーマン」と『This Is Me』
出典:https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=015236
「グレイテスト・ショーマン」は、19世紀半ばのアメリカを舞台としたミュージカル映画です。
実在の興行師P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)の半生を軸に、”史上もっとも偉大なショーマン”として成功をなしていく過程が描かれています。
家族愛、友情、恋愛などのシーンが、感情豊かにミュージカル曲として表現されていて、音楽への評価が非常に高い作品です。
なかでもP・T・バーナムがショーにスカウトした個性豊かな仲間たちが、それぞれ抱えるコンプレックスを乗り越えていく様子を歌にした『This Is Me』が、特に高い評価を得ています。
映画のなかで髭をたくわえた大柄な女性 レティ・ラッツを演じたのは、ミュージカル女優としても定評のあるキアラ・セトルです。(センターで歌う女性です。)
闇に身を隠しながら生きてきた人が、自分のマイノリティを個性として認めて「これが私よ!」と、高らかに宣言する力強さに、多くの人が感動したことと思います。
この動画では、映画の本編を思わせるほどに、この動画の主役キアラが、たった3分ほどで大きく変化していく様子が、観る人の心を震わせます!
そして、あまりの盛り上がりに、ついつい一緒に歌わずにはいられないはず…(笑)
音楽は表現する場
歌い始めのキアラの表情は、とても自信なさげで、注目をあびることを恐れているようにさえ感じられます。
不安そうに周りを見ながら歌うキアラですが、別の男性が歌うパートの力強さに答えるように、歌声にも徐々に力が込められてゆきます。
次第に表情も豊かになっていき、胸のうちがそのまま歌に現れていくようです。
3:50のキアラのソロパート、不安のあまりヒュー・ジャックマンの手を握るシーン。
ヒューの支えもありながら、振絞るように歌う「This Is Me !!」に鳥肌がたちました!
その瞬間、ようやく光を浴びて立ち上がり「これが私よ!」と、殻をやぶった瞬間だったのかもしれません。
ようやくここから、キアラが自分の音楽を表現していきます!
会場が一体となる瞬間
それは、この歌のクライマックス!
4:08頃から会場全体がひとつになり、全員がテンションMAXで大熱唱するシーンで、私の涙腺は崩壊します!(笑)
キアラもコーラスの方も演奏者も、観ている側だった人たちでさえ、全員が音楽に乗って熱唱してしまいます。
全員が自然とリズムに合わせてからだを揺らし、力いっぱい声を張り上げる!
のびのびと楽しそうに歌うひとりひとりの表情が、本当に輝いています。
4:21の『This Is Me!』のところなんて、ピアノの人のテンションが上がりすぎて、演奏そっちのけで立ち上がっちゃっているし!(笑)
もうこんなに楽しそうに歌われたら、思わず一緒に歌ってしまいますよね?!
私もずっと「おーおーおーおー!」と、コーラスになりきって参加していました。
あんなに怯えた表情だったキアラが、バックコーラスや演奏者の力を借りながら力強く変化していく姿や、会場全体でひとつの曲から心を通わせ、ひとつになっていく過程が超胸アツです!!
まるでショートムービーを観ているかのようで、最後には感動と爽快感が残ります。
This Is Me〜これが私〜
この動画を観ていると、音楽が創り出す一体感のすごさと、こんなにも人は変われるものなんだという希望を感じます。
この曲の内容そのままに、一人の人間がたくましく立ち上がっていく姿は圧巻です。
この動画で開花したキアラは、本編でもさすがの歌唱力と見応えのあるパフォーマンスを見せています。
もうビハインド・ストーリーのときのような不安げな表情はありません。
自分の生き様を「これが私よ!」と自分で決めたら、こんなにも強くなれるんだなと勇気をもらいますよね。
今日も熱唱しながら、私も自分の道をいきます!