社会人になるあなたへ伝えたい!スティーブ・ジョブズの卒業スピーチ
こんばんは。
あんにんです。
早いもので、もう卒業シーズンですね。
今でもこの時期になると思いだすのは、Apple創業者”スティーブ・ジョブズ”のスピーチです。
十数年経った今でも、卒業スピーチの代名詞として知られているのは、そこに詰まったメッセージに多くの人が共感しているからではないでしょうか。
大人が置き去りにしてしまう自分の本音!社会に出る前に覚えておきたい言葉
2005年、米スタンフォード大学の卒業式のスピーチで、彼が最後に語った言葉はとても有名ですよね。
Stay hungry. Stay foolish.
ハングリーであれ。バカであれ。
卒業間際、ゼミの教授がこのスピーチのことを教えてくれたのですが、当時はこの言葉を聞いてもピンときませんでした。
大人になるということは、社会を知り、協調し、常識的に生きていくことだと思っていたから。
こういう発想はほんの一握りの秀でた才能の持ち主にしかないんだろうなって。
でも、いまではこの言葉の背景にある真意が、少しだけ紐解けたような気がしています。
スティーブ・ジョブズが学生たちに伝えたかったこと
大人になるということや社会を生き抜くということは、よくも悪くも常識的になることなのではないかと思います。
常識的になるということは、誰かがしいてくれたレールの上を走ることだと思っています。
でも、社会人数年経った頃、ふと思うんですよね。
「あれ?なんのために毎日を過ごしてるんだろう。」って。
「私の未来予想図」でも書いたのですが、いつの間にか周りの目を気にして、自分の想い忘れてしまっていた時期がありました。
ms-diamonds-sea.hatenablog.com
何のために仕事をしているのか?
この先の人生がどこに行き着くのか?
慌ただしく過ぎる毎日のなかで、この答えを持つ人はほんの一握りな気がしています。
なんとなく毎日満員電車に乗って、決められた時間働く日々。
みんなと同じ集団の中にいる安心感と、「なんでこんなことをしているのか?」という疑問との間で、結局は安心できる方へと行き着いてしまいます。
スティーブ・ジョブズの生前は、いわゆる普通の人たちとは真逆にあったのではないでしょうか。
スピーチの中でも語られていますが、20歳のときに家のガレージでApple社を立ち上げ、30歳で自社をクビになり、その後再起をかけてピクサーを立ち上げるなど、まさに波乱万丈の人生を送っていますよね。
映画にもなってしまうほどに、人生のなかにたくさんのストリーが詰まった生き方をしています。
もちろん映画になったのは、彼の死後のことですが、”このくらい面白い生き方をしてみろよ?”とスピーチの中で伝えたかったのではないかと思うのです。
今の自分の人生を映画にするとしたらどうでしょう?
悲しいけれど、とても人に語れるような内容ではないなと猛省します。
スティーブ・ジョブズという偉人の生き方は極端すぎるかもしれませんが、きっと彼の人生は、毎日が挑戦だったのでしょう。
大切なことは、常識を手放して、未来を自由に描き、信念を貫いていくということ。
それが”Stay hungry, stay foolish"という言葉に込められているように思います。
つまらない大人になるなよ!
社会を生き抜こうと奮闘する大人にこそ、この言葉の本当の意味がわかるのかなと思います。
それでもやっぱり「あのとき理解できてたらな。」と思うこともあります。
だからこそ、これから社会人になる人たちへは、この言葉を覚えていてほしい!
いつか私のように、気づく日が来ることを願って。
Stay hungry, stay foolish.