3.11にかかる虹の橋。東日本大震災を忘れない
2020年3月11日、午後2時46分。
東日本大震災から9年の歳月が経ち、全国各所から黙祷が捧げられました。
今年はコロナウイルスの影響で、各地で行われる追悼式が中止や縮小となっているようですが、去年と変わらなかった光景がひとつありました。
あの3月11日、2年連続でかかる虹
覚えている方はいるでしょうか?
1年前の2019年3月11日、空には大きな虹があらわれました。
昨年もこの日のことをブログに書いていたので、ちゃんと残っています。
ms-diamonds-sea.hatenablog.com
そして、その1年後の今日も、全国に大きな虹の橋が。
3.11
— 【公式】奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊 (@datebusyou) March 11, 2020
仙台にかかる虹 pic.twitter.com/zav36JSOL4
こんな偶然ってあるんですね。
1年のうちでも数回お目にかかれるかどうかの虹が、 1年後のまったく同じ日に見られるなんて。
黙祷から少しして虹がでてた
— レモンサワー。 (@ecaXiPFLUfFtzXU) March 11, 2020
丁度1時間後に消えた…
あの日を忘れない
東日本大震災
#311#東日本大震災#忘れない pic.twitter.com/qj5IIPYfIC
現地では、黙祷を捧げた14時46分のタイミングで虹がでていたそうです。
奇跡なのか偶然なのかはわかりませんが、2年連続で3月11日あらわれた虹に、どんな想いを抱くでしょうか?
忘れてはいけないことを、忘れないために
人の記憶というものは、時間の経過とともに少しずつ薄れてしまうものです。
被災地の復興も着々と進んではいるものの、いまだに4万8000人の方が避難生活をしなければならない状況が続いています。
(参考:https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00670/)
東京に住んでいると、被災地の状況が肌で感じられることがなく、こうした追悼のタイミングで思い出すという状況だったりします。
今日、日本の空に大きくかかった虹の橋は、東日本大震災を風化させないシンボルのようなものかも知れません。
空にかかる虹を思い出すたび、3月11日を思い出すきっかけになると思いますし、そうしていきたいです。
今を生きるということ
冒頭でもご紹介したように、1年前も東日本大震災のことをブログに書いていました。
震災の恐怖を肌で感じ、平和な毎日を送れることのありがたさを感じた9年前の私。
9年経ったいま、あの時の気持ちを忘れずに暮らせているか?
あの震災から得た教訓を活かせているか?
空にかかった虹を見つめるたびに、この問を私自身に投げかけて、今を生きていきたいと思います。
いつか大震災からも完全に立ち上がり、心に虹がかかったように明るく暮らせる日が来ること願って。