【KENJA GLOBAL】獺祭を生んだ旭酒造!慣例に囚われない発想力
こんばんは。
あんにんです。
今回は『KENJA GLOBAL(賢者グローバル)』紹介シリーズ第4弾です!
前回は”結果にコミット”するライザップ・瀬戸社長のメッセージを紹介しました。
ms-diamonds-sea.hatenablog.com
今回は、空前の日本酒ブームを巻き起こした『獺祭(だっさい)』を生んだ旭酒造についてです。
日本酒業界全体が不振にあえぐなか、ここ数年で破竹の勢いで純米大吟醸酒のトップメーカーとして売り上げを伸ばし続けています。
世界が注目するトップ企業になり得た秘訣はなんだったのでしょうか?
桜井社長のメッセージから成功へのヒントを探って行きたいと思います。
KENJA紹介:旭酒造株式会社 桜井 博志 社長
経歴
祖父の代から続く山口県の酒造の3代目として産まれました。
大学を卒業後、大手の酒造メーカーでの3年半の職務経験を経て、2代目のである父が社長を務める旭酒造に就職します。しかし、些細なことから確執がうまれ、旭酒造を解雇されてしまうのです。
その後は石材卸業の会社を設立して酒造業を離れますが、社長である父の急逝によって再び旭酒造へ戻ることになります。
社長へ就任する頃、世間では焼酎ブームの真っ只中で、一時は倒産が囁かれるほどに。
ここで桜井社長は、これまでの安価な酒造りから”健康と共存できる酒造り”を掲げ、品質重視の方向に舵をきります。その英断から生まれたものが、日本酒ブームの火付け役となった『獺祭』です。
その後は『獺祭 磨き二割三分(だっさい みがきにわりさんぶ)』に代表されるような、さらにこだわりを追求した商品も、次々と大ヒットしていきます!
今後は、自慢の美味しいお酒を日本だけではなく、海外にも広め、さらなる拡大を目指しているそうです。
桜井社長のメッセージ
桜井社長が強く語るのは「慣例に囚われてはいけない」というメッセージです。
会社の危機を救ったアイデアは、決してやみくもな挑戦などではなく、世の中の本質にアプローチしたものでした。
シンプルに社会から求められているものを提供すれば、会社が伸びていくということを実証し、傾きかけた酒造メーカーを数十年で40倍の売り上げ増加へと導いています。
「○○らしさ」や「伝統」に固執するのではなく、必要なことが何かを見極め、変化をもたらしていくことが、活路を見出す秘訣のようですね。
日々の仕事の中でも、慣例に囚われない働き方が大切なように思います。
大小違えど、変化によって改善できるポイントは必ずあると思うので、本質を見極めて求められている仕事をするということを意識していきたいものです。