フランチェスカを応援したい!映画キャッツで酷評された若きプリンシパル
先日、世界から酷評の嵐だった映画『キャッツ』について、個人的な主観を書きました。
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私自身も映画館に足を運んだものの、巷で言われているとおり、登場人物たちのビジュアルが受け入れられず、約2時間ほど苦行したことはよき思い出です。
一方で、この映画をすきという人たちももちろんいます。
この映画は、そんな少数派(とあえて言わせていただきます。笑)の人たちに向けた作品だったのかもしれません。
が、しかし!!
最低映画の祭典・ラジー賞も9部門もノミネートするという結果になってしまったわけで、これはどうしたって役者さんたちがかわいそう!!
なかでも、強く同情してしまうのは、白猫・ヴィクトリアを演じたフランチェスカ・ヘイワード(以降、フランチェスカ)。
晴れのスクリーンデビューだった『キャッツ』がここまで酷評されてしまい、フランチェスカも道連れにラジー賞にノミネーションされてしまいました…。
彼女の境遇に同情しつつ、フランチェスカを応援するためにブログを捧げます。
フランチェスカ・ヘイワードの3つの魅力!
フランチェスカは、由緒ある英国ロイヤル・バレエ団の現役プリンシパルです。
幼い頃からミュージカルの『キャッツ』が大好きだったフランチェスカが、いつかは出演したいと夢に描いていた作品の主役を勝ち取ったのが、映画『キャッツ』でした。
素顔は超美しい!
そんな念願なって出演した作品で酷評されてしまったわけですが、役としてはとてもよかった!
VFX(視覚効果)によって、特殊な姿に変えられてしまっただけで、フランチェスカに落ち度はないですよね?
VFMの加工映像は、フランチェスカに限らずなんだかとても奇妙な生きものになっています…
が、みてください!
素顔は、加工したものより200倍ほど美しいんです。
映画『キャッツ』はビジュアル効果があまりに大衆受けしなかったために連帯責任のように、根こそぎラジー賞にノミネーションされてしまったのですが、私はフランチェスカの演技、すごくよかったと思います。
というか、Gの不快さで意識を失いかけましたが、フランチェスカのおかげで正気を取り戻せました!
ありがとうフランチェスカ!!やっぱり美しい…!
出典:フランチェスカ・ヘイワード──プリンシパルが『キャッツ』の主役ヴィクトリアに挑んだ理由。 | Vogue Japan
現役プリンシパルのダンスは圧巻!
主人公・白猫のヴィクトリアにはほとんどセリフがなく、主にダンスと歌を披露したフランチェスカ。
プリンシパルを務めるほどのしなやかで華麗な身のこなしが印象的で、登場人物たちのなかでも最もネコっぽさを感じられました。
ピルエット(回るやつ)などのバレエ特有のダンスだけでも見応え充分!
歌声も美しい!
ヴィクトリアには、本来ソロ曲はないのですが、映画オリジナルでテイラー・スウィフトが描きおろした『ビューティフル・ゴースト』を劇中で披露しています。
透き通ったきれいな声色には、ただただ驚き…!
かわいくて、バレエがプロ級で、声も歌も素敵だなんて…!!というシーンが観られたことは、つかれた目と耳の保養になりました。
このシーンがなかったら、2時間劇場にいられなかったと思います。フランチェスカありがとう!
おわりに
映画『キャッツ』では、フランチェスカの魅力を持て余してしまったようでした。
ですが、歌も演技もいける若き才能が開花した貴重な作品だったようにも思います!(もちろん後付ですが。笑)
ラジー賞に負けることなく、今後もたくさんの作品で、フランチェスカの姿を観てみたいものですね。