【初任給の使い方】子どもからのプレゼントを親は本当に喜んでいるのか?
あんにんです。
新年度が始まって、あっという間に1ヶ月です。
新入社員にとっては「初任給」という一大イベントがやってきます!
あからさまに「初任給だ〜!」と喜びを表現する新入社員は少ないかもしれませんが、やっぱり最初のお給料をもらった時の嬉しさは今でも覚えています。
1年目なので給料はそれほど高くはないかもしれませんが、学生時代のバイト代よりもらえたり、社会の一員になったような気がしたりして、実際にお給料が振り込まれていたときにはかなり感動しました。
ということで、今回は初任給の使い道について考えてみようと思います。
初任給は何に使う人が多い?
2018年に新社会人男女300人を対象に行われた調査によると、
第1位 「親にプレゼントを購入」(39.7%)
第2位 「貯蓄」(38.3%)
第3位 「外食」(18.7%)
という結果だったそうです。
(参照:初任給何に使う?みんなの使い道と親へのプレゼントおすすめランキング|mymo [マイモ])
私も初任給では親にハンカチとお花をプレゼントした記憶があります。
周りの友人に聞いても、親にプレゼントをしたという人が多かった印象があります。
中には、特になにもしない、という人もいましたが、多くの人は親や家族にプレゼントをしたり、食事をご馳走したり、初任給を使って何かしら特別な日を過ごしたのではないでしょうか。
初任給プレゼントは本当に嬉しいのか?
以前、社会人の子どもがいる職場の先輩方と食事をしたときに、
「初任給でプレゼントをもらったら嬉しいのか?」聞いてみました。
やはり嬉しいは嬉しいそうなのですが、人によっては嬉しさだけではないらしいのです。
「申し訳ない」とか「こんなに使って大丈夫なのか」とか、そんな心配も浮かんでしまうのだそうです。
気持ちが伝われば十分?
子どもがいくつになっても親からすると心配がつきないようで・・
親からすれば、独り立ちさせることができた安心感はあるかもしれませんが、
子どもが社会人になったからといって、急に何かが変わる訳でもないのですよね。
もちろん、ずっとお世話になってきている親に対する感謝の気持ちを行動で示すことは大事ですが、
奮発してとても高級な料理をご馳走したり、かなり高額なブランドバックや旅行をプレゼントしたりすると、
「こんなに使って、お金は手元に残っているのかしら」
「気持ちだけで十分なのに」
「分割払いとか借り入れとかしていないかしら」
「金銭感覚は大丈夫かしら」
など、いろんなことを考えてしまうようです。
初任給を使って大きなことをしなくても、気持ちが伝われば十分なのかもしれませんね。
おすすめの初任給プレゼントの金額は?
「感謝を伝えたい」とか、「社会人としてちゃんと給料をもらえているから安心して欲しい」という想いをプレゼントという形で表現するはずが、逆に心配をさせる訳にはいかないですよね。
お返しをしよう、感謝を伝えようとする気持ちは素敵ですが、お金をかければ良いという訳ではないようです。
初任給で親にプレゼントを渡す際の予算についてのアンケートを見つけましたが、
半数以上は1万円以下という結果になっていました。
第1位 5,000〜10,000円(28.7%)
第2位 3,000〜5,000円(24.7%)
第3位 20,000円以上〜(20.7%)
第4位 10,000〜20,000円(18.0%)
第5位 1,000〜2,000円(8.0%)
(参照:150人に聞いた!初任給で親に贈ったプレゼント7選│アンケート調査から分かる予算や選び方!残るもの?残らないもの?)
初任給のプレゼントの予算相場は「初任給の10分の1」とも言われているようです。
自分の首をしめず、親に気を遣わせない金額を考えると、たしかにそのくらいがちょうど良さそうです。
あまり高価になりすぎない範囲で、食事やお酒、お花や小物など、相手の好みに合わせて、より喜んでもらえるものを選べるといいですよね。
自分が幸せであることが一番
きっと、自分の子どもからプレゼントをもらって、全く嬉しくない、大迷惑だ、なんてことはないでしょう。
初任給に関わらず、お金をかけたり、時間を使ったりして、親に感謝を伝えることはとても素敵なことだと思いますし、私もやっていきたいと思っています。
ただ、親が一番望むのは「自分の子どもの幸せ」ということのようなのです。
まだ社会人になりたてで心配の方が強いだろう親の気持ちも考えて、プレゼントはほどほどに、自分が幸せになることに一生懸命になっている姿や楽しく過ごしている姿を見せることも、同時に大事にできるといいのかななんて思います。